HSPの原因・特徴
他人よりも敏感で繊細な
HSPの人。
同じ環境に居ても、
様々な刺激に
敏感に反応してしまう
HSPの原因とは
一体何なのでしょう?
また、
HSP気質を持つ方の
特徴についても
お伝えしますね。
HSPの原因とは?
HSPは、その人が生まれ持った
気質だと言われています。
つまり、
生涯変わることのない
その人の個性です。
しかし、
HSPの気質で悩んでいる人の中には、
幼い頃の家庭環境が原因で
HSPの気質を身に着けた、と
考えられる人たちもいます。
HSPを身に着けなければ
生きて来られなかった生活環境、家庭環境。
これは、
アダルトチルドレンを生み出す
環境にとてもよく似ています。
幼い頃、
常に親の顔色を伺って生活していた子は、
そうでなかった子に比べて
周囲の反応に敏感になる
ということは
簡単に想像出来ますよね。
家庭内に、
日常的に暴力があった環境であったり、
親の気分がコロコロと変化する家庭であったり、
子供が安心して過ごせない家庭環境だった場合
子供は自分の身を守る為に
自身の周りにアンテナをいくつも張ります。
そして、
自分に危険が及ばないか?
安心・安全に暮らせるか?
ということを
常に探っていなければいけません。
こうした
常に緊張感が漂う家庭環境で育った子供は
HSPの気質を持ちやすいです。
生まれ持ってHSPの気質であった人も居れば、
幼い頃の家庭環境から
自分の身を守る為に
HSPの気質を身に着けた人も居る
ということです。
HSPの特徴とは?
HSPの気質を持つ人には
共通点があります。
それは、
『自己肯定感の低さ』
です。
HSPの人は
自己否定感が強く、
自己肯定感も低い傾向にあります。
その理由は、
自分と他者との間に
しっかりとした
境界線を引くことが出来ないからです。
HSPの人は敏感で繊細です。
他人の感情に敏感で、
繊細がゆえに
他人のマイナスな感情に
自身も染まってしまいます。
相手が自分ではない誰かに対して
怒っていた場合、
自分自身が怒られている…
と感じてしまいます。
自分自身の周りに張り巡らした
目に見えないアンテナで
様々な情報をキャッチしてしまうので
常に感情は疲弊し、
受け取ってしまったマイナスな感情に
心が染まってしまい、
自身もマイナスな心になってしまいます。
他人の問題を
自分のことのように感じてしまうので、
背負わなくても良い事柄も
悶々と悩んでしまう原因になります。
他人との境界線がキッチリと
引けている人は、
自分は自分、他人は他人
と、分けて考えることが出来るので
HSPの人の様に
悩む事はありません。
他人との境界線が上手く引けないと
常に相手に振り回されるような状態に
陥ってしまいます。
これでは、
自分のペースと言うものが持てず
疲れてしまいますよね。
また、HSPを自覚せずに
放っておくと
理由も分からないままに
自分を苦しめてしまったり、
相手を傷つけてしまったりする
可能性があります。
相手と共依存の関係になり
傷つけあうという
負の連鎖に陥りやすいのです。
- 自傷行為
- 共依存
- 恋愛依存
- アダルトチルドレン
- 摂食障害
- 強迫性障害
- うつ病
- 対人恐怖症
- 社会不安障害
- DV
- モラハラの被害者(加害者)
- 不登校
- 引きこもり
これらの症状が、
HSPの気質を持っている方に
表れやすい症状です。
アダルトチルドレンを生み出してしまう
機能不全家族で育った方は、
アダルトチルドレンの症状と共に
HSPの気質を身に着けやすい
と考えられます。
それは、
HSPの原因でもある
安全で安心できる
家庭環境で
幼い頃を過ごす事ができなかったから
だと、考えられます。
周囲のマイナスな感情に
敏感に反応し、
大きく影響されてしまう
HSPの気質を持った人。
自己肯定感を育てることが出来ず、
常に自己否定感に悩まされてしまいます。
しかし、
HSPは生まれ持った自分の個性だと
見方を変えることで、
自己肯定感を
育てていくことが出来ます。
HSPという個性を強みに変えることで
あなたはもっとあなたらしく
新たな強みを持って
生きていくことが出来るのです!
HSPという気質がマイナスなものではなく
自分の大切な個性だと
考えられるようになれば
日々の暮らしの中での
対策も出来るようになっていきますよ。
HSPが
あなたの強く大きな個性となれば
自己肯定感も高めることが出来ます。