毒親の特徴とチェック診断、対処法

■毒親6つのタイプ■

A:高圧・威圧タイプ

□自分の意見を押しつけてくる

□「親の言うことを聞け」が口癖だった

□自分の思い通りにならないと、機嫌が悪くなる

□子供に恐怖心を与えて、コントロールしようとする

□暴力や暴言があった

 

B:過保護・過干渉タイプ

□子供のためになんでもやってしまう

□なんでも先回りしてやってしまう

□「あなたのタメ」が口癖だった

□一見すると面倒見のいい素晴らしい親と見られがち

□子供を親の思い通りにしようとする

 

C:罪悪感植えつけタイプ

□子供にパートナーのグチや職場の人の悪口を言う

□自分が不幸であるアピールが強い

□人の悪口を言って、自分の味方につけようとする

□子供の頃から親の相談にのっていた

□親が子供っぽい(親の親代わりをしていた)

 

D:学歴至上主義タイプ

□人間の価値は学歴で決まると思っている

□テストや成績の良いときだけ褒められた

□優等生タイプの親(高学歴の親)

□親が学歴コンプレックスをもっている

□人の評価や世間体を過剰に気にする親

 

E:無関心・育児放棄タイプ(ネグレクト)

□仕事やアルコール、ギャンブル、恋愛などに依存している親

□親の拒絶や無関心、育児放棄があった

□子供の心に寄り添おうとしない親

□親に相談できる雰囲気ではなかった

□子供とどう接したらいいのかわからない親

 

F:脅迫・脅しタイプ

□感情的に子供を支配しようとする親

□自分に都合の悪いことは子供のせいにする

□子供を自分の都合の良いモノ扱いする親

□親が子供に対してお金やモノをせびる

□自分の思い通りにするためにはどんな手段でも使う

 

毒親には大きくわけると6つのタイプがありますが、あなたの親はそれぞれどのタイプに当てはまりましたか?

 

このような環境は子供の心を深く傷つけます。

子供にとって親は絶対です。

親がいなければ生きていけません。

 

だから子供は無意識の内に、親から嫌われない(見捨てられないように)ように、親にとって都合の良い役割を身につけるようになります。

 

これは子供の頃、親から自分の身を守るためには必要でした。

 

でも、大人になって社会に出てもあなたは親にとっていた態度と同じやり方を他人にもしているのです。

それが様々な問題を引き起こしているのです。

 

毒親育ちが大人になった時に苦しむ症状

 

①対人恐怖・対人不安・雑談恐怖

②あがり症・赤面症・視線恐怖

③対人関係がうまくいかない

④人の目(評価)が気になる

⑤完璧主義・白黒思考

⑥長期的なうつ病

⑦愛着障害・見捨てられ不安

⑧恋愛依存症・共依存症・セックス(性)依存症

⑨不安神経症・強迫性障害

⑩HSP(敏感気質)

⑪不登校・引きこもり

⑫コミュニケーション障害(コミュ症)

⑬自傷行為(リストカット、自己否定など)

⑭加害行為(DV、モラハラ、暴力、ストーカーなど)

⑮境界性パーソナリティー(人格)障害

⑯アダルトチルドレン

 

 

毒親育ちの方は大人になってこのような症状に苦しむのです。

その根っ子には

 

・自分はダメな人間

・人は信用できない

・○○しなければならない

・○○べきである

・○○してはいけない

・全部○○、みんな○○

・完璧主義、白黒思考、0か100

 

とい偏った考え方や価値観、思い込みがあり、

 

・強い自己否定感

・劣等感

・自責の念

・罪悪感

・不安、恐怖

・怒りや憎しみ

・孤独や虚無感

 

など、ネガティブな感情があります。

 

そしてこのような歪んだ思考や価値観と、抑え込まれたネガティブで否定的な感情が、様々な問題のある「行動」や「症状」を引き起こしているのです。

 

 

毒親育ちのトラウマの克服法

毒親育ちの方の特徴として根底には「強い自己否定感」があります。

 

・自分はダメな人間

・生きる価値などない

・幸せになることは出来ない

・愛される資格はない

・人よりも劣っている

 

このような「自己否定感」がカタチを変えて様々な症状を引き起こしています。

 

このような状態から抜け出すには「自分を受け入れ、肯定できるようになる」ことが大切です。

 

 

自己否定感が強いと、自信がないので常に相手の目を気にしています。

 

周りの目を気にして、過剰に振舞うか、消極的になるかのどちらかです。

 

どちらにしても自然体ではないので、本人にとっては苦しいのです。

 

『自己肯定感』を高めるには、人の目や人の評価などの「他人軸」から、自分の気持ちや思いなど、自分を主体にした「自分軸」の生き方が大切になってきます。

 

本当の意味で「自分軸」で生きなければ、人を大切にはできません。

「他人軸」で生きているということは、自分を大切にしていないからです。

 

自己肯定感」を高めるには、まずは過去に受けた「心の傷」「トラウマ」に気づき、その時に抑え込まれたネガティブで否定的な感情を出してあげることです。

 

そして無意識の内に身につけた歪んだ考え方や価値観、思い込みに気づき修正してきます。

 

 

このことで「心の傷」や「トラウマ」は解消されていきます。

 

あなたにも過去に嬉しかったこと、楽しかったこと、熱中したこと、成功体験、褒められたこと、○○が好きだったなどのプラスの感情や体験があるはずです。

 

自分のマイナスの部分だけではなくプラスの面にも気づいてあげることで、これが自分らしさや、あなただからこそ出来ること、自分の強みや長所、個性にも気づけるようになります。

 

そのことで徐々にありのままの自分を受け入れられるようになり、自分自身を肯定できるようになって行くことで「自己肯定感」は高まっていきます。

 

自己肯定感が高いと、過度に人の目を気にしたり、人に合わせたり、自分を責めることがなくなります。

そして自分らしく生きられるようになっていくので、上記で上げたような症状からは克服、解消されていくのです。

 

 

7step無料講座