自己肯定感とは|自己肯定感チェック・低い人の原因と特徴
こんな悩みありませんか
☑人の目や評価が気になる
☑完璧主義で失敗をするのが怖い
☑人に頼ることができない
☑人の頼みごとを断れない
☑自分の意見を言うのが怖い
☑感情をコントロールできない
☑マイナス思考で物事を悪い方に捉えてしまう
☑自己否定感が強い 自分を好きになれない
☑職場の人間関係がうまくいかない(上司が苦手など)
☑恋愛がうまくいかない(恋愛依存、見捨てられ不安)
一つでも当てはまった方は生きづらさを抱えていると思います。
このような悩みや苦しみは子供の頃の親や家族、学校で受けた「心の傷」や「トラウマ」が根っ子にあります。
その時にネガティブで否定的な感情を抑え、歪んだ考え方や信念・価値観を身につけ、それが問題のある「行動」や「症状」を引き起こしています。
親や家族から暴力や暴言、支配やコントロール、過保護や過干渉、厳しい躾や条件付きの評価、期待や言いなりなどを受けて育った子供の自尊心はひどく傷つけられ、「自己肯定感」が育ちません。
自己肯定感とは
・ありのままの自分を受け入れる力
・自分の存在価値を認められる力
ですが、自己肯定感が低い人は様々な問題を引き起こしてしまいます。
自己肯定感の低い人の特徴
自己肯定感の低い人は以下のような特徴をもっています。
・自分の軸がない
・自信がない
・自分が嫌い
・自分の価値を感じられない
・無力感がある
そして「自分の軸」がないために、「人の軸」に振り回されてしまいます。
自己肯定感が低く、自分の軸がないために
・人の目や評価を気にする
・相手の顔色を気にする
・嫌われるのを恐れ、相手の言いなりになる
・認められるためにがんばる
・人の機嫌を過剰にうかがう
・嫌なことがあっても断れない
・相手が悪いのに、自分のせいだと思ってしまう
・依存的な人や暴力的な人を受け入れてしまう
など様々な問題を引き寄せてしまいます。
そして人との境界線をうまく引けないため、人のことを過剰に気にしてしまい、自分から相手の心の敷地に侵入してしまったり、反対に相手が自分の心の敷地に入り込み過ぎて、ストレスのたまる苦しい人間関係になってしまうのです。
人間は誰もが人から
・受け入れられたい(愛情欲求)
・理解されたい(受容、共感欲求)
・認められたい(承認欲求)
という欲求をもっています。
健全な家庭で育った人は、それを子供の頃に親や家族から与えられるのですが、問題のある家庭で育った人は、この欲求が満たされないまま大人になってしまうため、その欲求を満たすために仕事や恋愛などの対人関係でそれを相手に求めてしまい、それが様々な問題のある症状や行動を引き起こしているのです。
自己肯定感が高い人
自己肯定感が低い人
自己肯定感を高める7つのステップ
このような悪循環から抜け出すには、ありのままの自分を受け入れ、自分の価値を認められる、「自己肯定感」を高めることが大切です。
自己肯定感が低い人は、子供の頃なんらかの傷つき体験をしています。
子供のころ自分が親や家族から傷つけられていたことに気づくことが、悩みや苦しみを克服する最初のステップになります。
でも人によってはこの時「否認」や「拒否」がうまれます。
それは以下のような思い込みや信念、価値観をもっているからです。
・人のせいにしてはいけない
・親の言うことを聞かなければいけない
・これくらいの暴力たいしたことない
・どこの家庭にも問題はある
・親から愛されて育った(歪んだ愛)
・自分は普通の家庭で育った
・過去のことだから仕方ない
・人に頼ってはいけない
・感情を出してはいけない
・自分はダメな人間
・両親の仲が悪いのは自分のせい
・○○してはいけない
・○○であるべき etc
このような思い込みや信念を強くもっているため、自分が傷つけられていたことに気づかない、または気づいたとしてもなかなか受け入れることが出来ないのです。
子供にとって「家族」という世界が全てです。
他の家族と比べることが出来ないため、自分の家庭でたとえ問題が起こっていたとしてもそれに気づくことが出来ません。
そして子供は誰もが親から、
・愛されたい
・受け入れられたい
・認められたい
という欲求をもっています。
無力な子供にとって親の存在は絶対です。
親から嫌われたり、拒否されるようなことは無意識に「死」を連想させます。
だから子供は親から嫌われないように、親にとって都合の悪い言動や態度はつつしみ、親にとって都合の良い人間になろうとするのです。
そしてどんなに苦しくても、どんなに悲しくても、辛くても、親から嫌われないように自分の感情にフタをするようになるのです。
抑え込まれた感情はなんらかのかたちで出してあげない限り、自分の中に残り続けます。
そしてこの抑え込まれた感情が大人になったとき色々な問題行動や症状として発散(投影)されるのです。
なのでまずは自分が子供の頃に親や家族から傷つけられ、その時にネガティブな感情が抑えこまれたことに気づき、その感情を解放し、癒してあげることが大切です。
自己肯定感を高める7ステップの後半では、子供の頃無意識の内に身につけられた、『歪んだ思考や信念、価値観や思い込み』に気づき、それを修正していきます。
問題のある歪んだ親子関係や家庭環境で生き延びるために、子供は無意識の内に自分の考え方を歪めることでバランスをとっていました。
これは歪んだ親子関係や家庭環境で生き延びるためには効果的でしたが、その歪んだ価値観や思い込みをもち続けて、社会に出るとなんらかの問題が生じます。
家族という閉鎖的な世界では通用したルールが社会で通用しなくなってしまうのです。
家族のルールと社会のルールのギャップが生きづらさの根本原因になります。
なので子供の頃に家庭内で身につけた歪んだ信念や価値観に気づき修正していくことが、自己肯定感を高める二つ目のポイントになります。
子供の頃から抑え込まれたネガティブな感情を解放し、歪んだ思考や価値観を修正出来たら、最後にプラスの経験や感情、目標などプラスの側面に目を向けていきます。
たとえあなたが
・自分はダメな人間
・生きている価値などない
などと思っていたとしても、人には必ずプラスの側面があります。
どんな人にも、どんな状況でも、必ずプラスの面を見出すことができます。
むしろ悩みや苦しみ、挫折や失敗をたくさんしてきた人ほど、その人にしかない魅力や個性、強みや長所が隠されています。
これはボクがカウンセラーとしてもっている揺るぎない信念であり、自分の経験を通して確信していることでもあります。
そしてどんな人からもプラスの面を引き出す自信があります。
あなたはそこに気づいていないだけなのです。
どんなに空が美しくても、桜がきれいに咲いていても、下を向いていたら、その美しさには気づきませんよね。
ほんの少し視点を変えてあげるだけで、180度変わった人をこれまで何人も見てきました。
なので自己肯定感を高める最後のステップは、
マイナスをプラスの側面から見たり、過去ではなく未来の視点から見たり、悩みや苦しみの原因だけではなく、その悩みや苦しみのなかにどんな意味(目的)があったのかを見つけ、それがすでに自分の人生で活かされていたことに気づくことが大切です。
自己肯定感を高める7ステップを簡単にまとめましたがいかがでしたか。
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