2018/03

恋愛がうまくいかない人へ|恋愛依存症のチェック診断と克服法

あなたはいま恋愛がうまく行かずに悩んでいませんか。

いつも同じパターンで別れていませんか。

それとも苦しい恋愛や結婚をしていませんか。

 

「愛=苦しみ」

 

があなたの恋愛や交際のパターンになっているとしたら、依存的な恋愛になっている可能性があります。

 

 

 

 

 

まずは恋愛依存度チェックをしてみてください。

うまく行かない恋愛にしがみついてしまう

☑交際や結婚をしているのに、新しい恋愛や異性との出会いを求めてしまう

☑相手から自分のことを必要とされることで、自分の価値を感じられる

☑見捨てられ不安が強く、相手の要求や言葉や態度に対して過敏になってしまう

☑自分に自信がなく、自尊心が低い(自分のことを好きになれない)

☑熱しやすく、冷めやすい(交際しても付き合う相手をすぐに変えてしまう)

☑不特定多数の人と交際してしまう

☑彼や彼女に必要とされることがすべて

☑LINEの返信が遅かったり、なんとなく冷たいと感じると嫌われたと思ってしまう

☑不安や孤独感が強く、寂しがりや

☑優柔不断で自分の考えがなく、人の意見に左右されやすい

☑自責の念が強く、罪悪感を感じやすい

☑交際相手がどこで何をしているのか常に気になる

☑彼(彼女)のことをわかってあげられるのは自分しかいないと思ってしまう

☑いつも破滅的な恋愛をしてしまう(同じ恋愛パターンを繰り返す)

☑相手から「オモイ」と言われたことがある

☑一旦相手のことを好きになってしまうと夢中になってそれしか見えなくなってしまう

☑思い込みが強く、被害妄想やマイナス思考が強い

☑自分の感情を、人に表現することが苦手である

☑相手に嫌われるのが怖く、常に相手に合わせてしまう(いい自分を作ってしまう)

☑彼(彼女)から暴力や暴言、DVやモラハラを受けても離れられない

☑ダメ男(女)とわかっているのに別れられない

☑傷つきやすく、人づきあいが苦手(良好な対人関係を築けない)

☑セックスでしか人の愛情を感じることができない

☑罪悪感を感じながらも不倫や浮気を繰り返してしまう(スリルを感じる)

☑相手に対する支配や束縛、嫉妬や猜疑心が強い

 

●5つ以上・・・恋愛依存症の傾向があります。

●7つ以上・・・同じような恋愛を繰り返し、苦しい恋愛をしていませんか。

●10以上・・・もう自分の力で回復することは非常に困難なはずです。自分一人で悩むのはやめて、人の力を借りましょう。

 

『恋愛依存症』とは、恋愛そのものや交際相手に過剰なまでに執着してしまい、自分を犠牲にしてまでも相手に合わせ、自分のやるべきことも手につかない状態に陥り、自分の力ではコントロール不能状態になってしまうことを言います。

 

本来恋愛は、お互いが幸せになるためのものですよね。

 

でも恋愛依存症の人は自分の幸せよりも、【苦しみ不安、寂しさ】が強まって行き、そこから抜け出すことが出来ず、うまくいかない恋愛を繰り返してしまいます。

 

そしてまた次の恋愛にしがみつく(^_-)-

 

このパターンを繰り返しながら、深い闇にはまって行き、そこから抜け出せなくなって、だんだんと恋愛依存症になっていくのです。

 

恋愛依存症の原因は○○との関係?

恋愛依存症の人は子どもの頃の親との関係や家庭環境に問題がある場合が多いです。

あなたは親はこんな感じではないですか?

 

親子関係&家庭環境チェック

☑過保護、過干渉

☑神経質でヒステリック

☑心配性、不安定

☑自分の正しさを押しつける

☑完璧主義

☑「あなたのため」が口癖の親

☑子供を過剰に甘やかす

☑子供を自分の思い通りにする

☑感情の起伏の激しい

☑世間体を気にする親

☑暴言や否定的なことを言う

☑子供に暴力を振るう

☑親の拒絶や無関心、育児放棄があった

☑親の離婚や浮気があった

☑家庭内でイジメや暴力があった

 

恋愛依存症になる原因は色々とありますが、その主な理由は

 

・親からの愛情をあまり感じられなかった

・親に甘えたり、わがままを言えなかった

・親の目をいつも気にしていた

・親に褒められたり、認められた経験がない

・恋愛のトラウマがある

 

ほとんどの場合は幼少期や過去の記憶の中にあります。

 

例えば子供の頃の親との関係の中で、傷つけられたと感じた体験や辛い出来事から、

 

・「私は愛されていない」

・「自分に価値はない」

・「私はダメな人間」

・「見捨てられた」

 

という思い込みをもちます。

 

この思い込み(価値観)が心の深くにしまわれ、さまざまな依存的行動や破滅的行動とつながって、恋愛や対人関係に悪影響を及ぼしているのです。

 

大人になってからも、心の深くにしまわれた記憶やマイナスで否定的な感情は残り続け、その感情は恋愛というかたちで相手に発散(表現)されていくのです。

 

恋愛依存症が問題なのは、恋愛に依存することで心の「寂しさ」や「不安」、「苦痛」などの】【不快な感情】を、恋愛という【快の感情】で埋めようとしてしまうことです。

 

そして気づかないうちに、心の苦痛や孤独・不安から逃れるために、

 

・別れたくても別れられない

・苦しいのに離れられない

・ダメだとわかっていても同じような恋愛を繰り返してしまう

 

という状況を繰り返し、相手に合わせて

 

・自分を犠牲にしたり、

・都合のいい人間になり下がったり、

・ダメ男(女)、

・暴力、DV、モラハラ、

・浮気、不倫

 

など幸せになれない、不幸な恋愛へとはまっていってしまうのです。

 

 

自分の現実を認めることは怖いですし、苦しみが伴います。

 

でもそのままにしていたら決して本当の幸せを得ることは出来ません。

 

まずは自分が恋愛依存症であることを認めてあげましょう。

 

恋愛依存症の女性の特徴

恋愛依存症になりやすい女性のタイプは以下のような特徴があります。

 

☑頼みごとをされると断れない

☑何を言われてもNOとは言えない

☑押しに弱い

☑人の目を気にし過ぎてしまう

☑人から嫌われるのが怖い

☑都合の良い女になってしまう

☑彼がいつも何をしているのか気になって仕方がない

☑嫉妬心が強い

☑言いたいことがハッキリ言えない

☑嫌なことをされても怒れない

☑根がまじめで優しい

☑悲しいことがあっても平気なフリをしてしまう

 

恋愛依存症の女性の特徴として、恋愛をすると彼のことが一番になってしまい、自分を犠牲にしてでも、彼から嫌われないように、とても気を使ってしまいます。

 

そしてだんだんと自分を抑えるようになり、彼に合わせすぎて、結果的には都合の良い女として見捨てられてしまったり、または見捨てられる前に自分から振って、そのショックを和らげようとします。

 

どちらにしても親密な関係を築くことが苦手で、同じような恋愛パターンを繰り返してしまいます。

 

「都合のいい女」の裏側にある見捨てられ不安

 

どうしていつも都合のいい女になってしまうのだろう。

彼にあれだけ尽くしたのに最後はいつも捨てられてしまう。

そして一緒にいるとだんだん辛くなってくる

 

本当の自分を出すのが怖い

本当の自分を知られるにも怖い

だから本当の自分を隠す

 

その根っ子には、

 

・認められたい(承認欲求)

・受け入れて欲しい(愛情欲求)

・わかってほしい(共感)

 

という『欲求』が隠されています。

 

このような欲求はだれでももっていますが、恋愛依存症の人はの欲求が特に強いです。

 

子供の頃の「心の傷」「トラウマ」をそのままにしておくと

 

・自分のことを好きになれない

・自分に自信を持てない

・自分の素直な感情を表に出せない

・いつも周りの目を気にしてしまう

・孤独と不安が強く、何かに依存をしてしまう・・・

 

というようになり、その苦しみから逃れるために、恋愛に依存するようになるのです。

 

だから恋人が出来ても、相手に嫌われるのが怖くて相手にムリに合わせてしまったり、頼まれごとをされても断れなかったり、嫌なことをされても我慢をしてしまったり、結果的に都合のいい人になってしまうのです。

 

恋愛依存症の深い闇

 

苦しい恋愛を繰り返す人の根っ子には、

 

・自分はダメな人間

・自分は愛される資格などない

・自分が悪い

・○○でなければならない

・○○してはならない

・○○であるべき

・白黒思考(0か100)

・全部○○

 

といった偏った「思い込み」や「価値観」があります。

 

このような考え方に捉われていると、いつも同じことを繰り返し、そしていつものように失敗するというパターンを繰り返してしまいます。

 

 

カウンセリングを例にとりますと、

いつも彼に対して不安で心配になるのは実は、

 

子供の頃両親が離婚し、お父さんがいなくなってしまった。親が離婚したのは「自分が悪い子」だったから…お母さんが悲しい顔をしているから、「自分がいい子でいなければいけない」「わがままを言ってはいけない」だから恋愛をした時、自分も大切な人から捨てられてしまうのではないかと不安心配でたまらない…だから彼に嫌われないように、気を使い過ぎてしまう

 

なんてことがあります。

 

しかも、本人がそのことに全く気付いていない(自覚していない)ことがよくあります。

 

これは心の奥底に「我慢しなくてはいけない」「言ってはいけない」「相手に合わせなければいけない」などの禁止令が心の奥深くの無意識に思い込み・価値観としてあるからです。

 

こういった思い込みや価値観は、親の離婚や不仲、親の過剰な躾だったり、支配的・暴力やDVの親だったとか、子供に対する過干渉や過保護、逆に無関心の親だったとか、様々な要因で出来てしまいます。

 

このように親の言葉や行動、生き方自体が子供の「生き方」や「考え方」「価値観」「対人関係」などに大きく影響を与えているのです。

 

恋愛依存の人はたくさんの「やってはいけない」「○○であるべきだ」などの禁止令や否定的な思い込み・価値観を抱えています。

 

そのような考え方が「自己否定感」だったり、「自分は価値がない」、「ダメな人間」という思い込みを生んでいるのです。

 

恋愛依存特有の、不安や自信のなさ、感情表現が苦手、頑張りすぎてしまう、追いつめてしまうなどの特徴は、この潜在意識にある不要な思い込みや価値観、セルフイメージの低さによるものです。

 

それが、恋愛関係で彼(彼女)に対して強く出てしまい、恋愛がうまくいかなくなってしまう理由なのです。

 

これを克服するためには、まず自分が幼少の頃に親から暴力(精神的暴力)や虐待、親のコントロールや過保護、過干渉、親の離婚や育児放棄によって「心の傷」「トラウマ」を抱えたことに気づくことです。

 

そして

①不要な思い込みや偏った考え方、価値観があることに気付きそれを手放すこと。

②今と過去の傷ついた自分を癒し受け入れてあげること。

③自分も幸せな恋愛、幸せな家庭を築くことが出来ることに気づくこと。

 

この3つが大切になってきます。

 

恋愛や対人関係でうまくいかなのは、 「幼少の頃の親との関係」が根本原因であることが非常に多いです。

なので「恋愛がうまくいかない=アダルトチルドレン」であることが多いのです。

 

恋愛依存症の特徴は「無条件の愛」を求めること

 

恋愛依存症の人は

 

母親のような「無条件の愛」

 

を恋愛相手に求めます。

 

傷ついた心やトラウマ、低い自尊心や劣等感、ダメな自分を受け入れ、和らげ、認めてくれる相手をもとめます。

これはあなたが幼少の頃に、両親や家族と適切な親密な関係が築なかったり、見捨てられた(そう感じた)という辛い経験があるからです。

 

この「見捨てられた」という心の傷が癒されないまま大人になってしまったのです。

 

その傷は心の深くに置き去りにされ、安心できないという感覚をずっと持ったままなのです。

大人なったあなたは今でも

 

・自分の心の傷を癒してくれる人

・自分のすべてを受け入れてくれる人

・自分を認めてくれる人

・甘えさせてくれる人

・安心できる存在

 

を過剰なまでに求めいるのです。

 

子供が母親に求めるような大きな大きな愛情…

子供の頃に親から十分な愛情を得られないと、「自尊心」「自己受容感」を持つことが困難になります。

そして大人になった今でも、深い寂しさや孤独感、自己否定感や劣等感、虚しさや見捨てられ不安を抱えて苦しんでいるのです。

 

恋愛依存症:見捨てられ不安に苦しむアダルトチルドレン

 

幼少期の「見捨てられ不安」は大人になっても消えることはありません。

 

恋人から少しでも冷たくされたり、距離を置かれると(そう思い込んでしまう)、過去に感じた眠っていた感情が刺激され、怒り悲しみ、孤独不安、恐怖自己否定感に襲われたりします。

 

この感情から抜け出すには、自分の中にある「傷ついた心」「トラウマ」「インナーチャイルド」(傷ついた子供の自分)の存在に気づくことです。

 

恋愛相手に求める大きな愛情や安心感、癒しや受容は、大人になったあなたではなく、インナーチャイルドの叫びなのです。

 

インナーチャイルドは誰にでもあります。

 

本来子供は、当然のように親に愛情を求め、甘えたりします。

 

だだそのインナーチャイルドが深く傷つけられているのなら、傷ついた子供を癒してあげることです。

 

恋愛依存症の克服法とは

恋愛依存症を克服するには、過去に親や家族によって傷つけられた心やトラウマを癒すことです。

 

このことを傷ついたインナーチャイルド(傷ついた子供の自分)を癒すと言います。

 

 

恋愛依存症は子供の頃に親や家族からの暴力や暴言、過保護や過干渉、親の支配とコントロール、育児放棄、親の離婚などで傷つけられたことが原因です。

 

それを大人になったときに恋愛というかたちで、子供の頃に満たされなかった感情や欲求を恋愛相手に求めているのです。

 

なので傷ついた子供(インナーチャイルド)を癒してあげない限り、恋愛依存症の克服は出来ません。

 

恋愛依存症の克服には、まずは自分が恋愛依存症であることに気づき、それを認め、人の手を借りるところから始まります。

 

自分一人でやろうとすれば長い年月がかかり、場合によっては症状を悪化させてしまうこともあります。

恋愛依存症という深い闇、もがいてももがいても決して抜けだすことのできないアリ地獄のような世界。

 

そこから抜け出すには、自分一人の力では非常に難しいのです。

 

恋愛依存症を克服する7ステップ

 

 

この7ステップのカウンセリングはまずは恋愛依存や見捨てられ不安、愛着障害の根本的な原因に気づくことから始まります。

 

「心の傷」は恋愛相手に埋め合わせをしようとしてもまず癒されることはありません。

 

それは自分と同じような傷を負った相手を、あなたは無意識に求め引き寄せてしまっているからです。

一時的には傷に共感しあい、癒された感じがするでしょう。

でも傷ついた人間が、傷ついた人間を癒すことは出来ないのです。

 

人を幸せにしたいなら、まずは自分の幸せを考えてあげてください。

 

自分が幸せなら、相手を幸せにすることができます。

 

ありのままの自分を受け入れ、肯定してあげられるようになることで、恋愛依存症や見捨てられ不安、愛着障害からは解放されていきます。

 

恋愛依存症:自分を好きになる方法

 

「自分嫌い」をどうやったら好きにできるか・・・それは

 

・ダメな自分

・弱い自分

・情けない自分

・恥ずかしい自分

・みっともない自分

・しょうもない自分・・・

 

自分のネガティブな部分を全部受け入れてあげることです。

 

ほとんどの人は自分のネガティブな部分や嫌いな部分を隠そうとします。

 

でもどんなに隠そうと思っても、しょせん隠しているだけなので、必ずボロが出てしまうのです。

 

でもどうやって・・・?

 

そんなん言われても自分一人じゃ出来ない

それが出来ていたらここまで悩まない

 

きっとあなたはそう思われたでしょう・・・

 

それはまず、人から受け入れられる経験をすることです。

 

人から受け入れられることで、自分でも受け入れられるようになる!

 

カウンセリングの基本で、

 

・受容(相手のことを受け入れる)

・共感(相手の感情を理解する)

・肯定(どんなことでも否定しない)

 

というのがあります。

 

ダメな自分、弱い自分、嫌いな自分、劣等感の塊だった自分でしたが、カウンセラーに受け入れられ、共感され、肯定されることで、徐々に自分に対してもそれが出来るようになっていきます。

 

そして自分の中では絶対に人には言えないと思っていたことも、カウンセラーに話すことで、自分が思っていたほど大きなものではなかったということにも気づきました。

 

そして最後のカウンセリングの時に、そのカウンセラーから言われた言葉があります。それは、

 

人は人から受け入れられることで、自分を受け入れられるようになる」

「自分の中にカウンセラーが育つんだよ」

 

いまではその言葉がよくわかります。

自分がネガティブに思っていた部分というのは、人に話し受け入れられことで、自分でも受け入れられるようになります。

そのことで、悩みや苦しみからは解放されていきます。

 

でも自分のなかに蓋をしたままでは、いつまでたってもその苦しみは残ったままです。

人が変わるとは、自分を受け入れられるようになることです。

 

『こんな自分だけど、こんな自分でも、いいんだよ!』

 

って自分に言ってあげられるようになることです。

 

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