HSP(敏感気質)の特徴とチェック診断、克服法
HSP(敏感気質)のチェック診断
①周りの人の気分に左右されやすい(空気を読み過ぎる)
②複数での会話や集まりが苦手で居心地が悪い
③神経過敏で疲れやすい
④人の輪に入ることが苦手
⑤自分のことを話すことが苦手
⑥人の目が気になる・周囲の評価を気にする
⑦自分のコントロールできないことだとパニックを起こす
⑧直ぐに人を好きになったり、相手に依存しやすい
⑨恋愛依存や見捨てられ不安が強い
⑩完璧主義で失敗が怖い
⑪一度に複数のことをすることができない
⑫人から頼みごとをされると断れない
⑬怒っている人やイライラしている人がいると、自分を責めてしまう
⑭表面的な会話や雑談が苦手
⑮ちょっとした注意でも全人格を否定されたように感じる
⑯人混みが苦手で疲れやすい
⑰対人関係がうまく行かず、仕事が長続きしない
⑱恋愛がうまくいかない・いつも同じパターンで別れる
⑲体調が優れないことが多い、なんとなくだるい
⑳気分が落ち込みやすく、憂鬱な状態が続いている
5個以上・・・HSP気質があります。
10個以上・・・HSPの可能性が高いです。
15個以上・・・かなり生きづらさを感じているはずです。一人で苦しまないで専門家の力を借りてください。
ボク自身子供の頃からHSP気質が強く、それに加えて家庭の問題でアダルトチルドレンや対人恐怖症、依存症やうつ病にもなり、長期間苦しんできました。
当時は自分の生き辛さの原因や対人関係がうまく築けない理由がわからず、
・自分はダメな人間
・自分は弱い人間
・人より劣っている
と本気で思い込み、自分を責めてばかりいました。
こんな自分を変えたい
でも変われない・・・
こんな悶々とした状態が何年も続き、色々やってみては、≪失敗し、裏切られ、失望し、傷つけ、傷つけられ≫の繰り返しで、悪循環から抜け出せずに、もがき苦しんでいました。
あなたも繊細で敏感であるために、自分のことよりも相手を優先してしまったり、人のマイナスを受け取ってしまい、傷ついてきたことがたくさんあったのではないでしょうか?
HSPは放っておくと、自分が傷つくか、人を傷つけるか、依存しあって互いを傷つけあうかの悪循環に陥り、様々な問題のある「行動」や「症状」を引き起こしてしまいます。
その一例をあげますと、
●自傷行為、共依存、恋愛依存、アダルトチルドレン、摂食障害、強迫性障害、うつ病、対人恐怖症、社会不安障害、DV・モラハラの被害(加害)、不登校、引きこもり
などで、いったんこのような悪循環にはまってしまうと、自分一人では抜け出すのは非常に困難になってしまいます。
でも大丈夫です。安心してください。
ボク自身HSPに悩み苦しみ、それを克服した経験を活かして、カウンセラーとして活動しています。
あなたがいま抱えている「悩み」や「苦しみ」を克服するには、まずその根本的な原因に気づくことが大切です。
苦しみの原因に気づくというのは、例えると道端で倒れている子供に気づいてあげて、適切な手当をしてあげるということです。
もしこの子供が誰にも気づかれなかったらどうなってしまうか・・・
気づいてあげても、適切な手当てをしてあげないとどうなるか。
『根本的な原因』に気づくことは非常に大切です。
逆に根本的な原因に気づいたら、問題の7割は克服出来たと言っても過言ではありません。
それは適切な手当てをしてあげることができるからです。
これまであなたの苦しみがどうしてこんなに大きかったか・・・
その理由がハッキリとわかり、適切な手当てをしてあげれば、これまでの苦しみは嘘のように軽くなっていきます。
本来の自分を取り戻し、充実した毎日を送れるようになります。
そして豊かで幸せな人生を創っていけるようになるのです。
HSPの原因とは
HSPには2つのパターンがあります。
①生まれつきHSPの気質が強い人
②子供の頃の家庭環境や親子関係で、HSPのような症状をもった人
HSPと言っても原因はそれぞれ違いますが、共通して言えることは根っ子に「強い自己否定感」をもち、「自分と相手との境界線をうまくひけない」ということがあげられます。
これはHSPの「他人の感情や感覚を敏感に感じ取ってしまう」という特徴があり、人の問題と自分の問題の区別がわからず、すべて自分の問題として受け取ってしまうからです。
それに育ってきた環境がプラスされ、境界線の引き方を学べず、親や家族の問題を様々なかたちで引き受けてしまうのです。
この境界線は自分と相手とを区別するためにとても大切なものですが、それがうまくできないと、他人の問題も自分の問題として引き受けてしまい、常に相手に振り回されてしまうようになってしまうのです。
HSPの克服するのは『自己肯定感を高める』
HSPを克服、改善できるようになるためには、
『自己肯定感を高め、自分と相手の境界線を引けるようになる』
ことです。
自己肯定感が高まり、相手との境界線が引けるようになると、
・ありのままの自分を受け入れ、肯定することができるようになります。
・そして自分の軸で生きられるようになるので、相手に振り回されなくなります。
・過度に人の目を気にすることもなくなるので、自分らしく生きられるようになります。
自己肯定感を高め、相手と境界線を作れるようになるためには、適切な方法がありますが、難しいことではありません。
日常の気づきと簡単な習慣で変わっていけます。
自己肯定感が高まり、自分らしく生きられるようになると、HSPは改善され、悪循環の人生から、充実した善循環の人生に変えることが出来るようになるのです。