自分を大切にするとは 人それぞれ違う「愛されたいサイン」

愛着障害の症状に悩む人の

 

心の底にあるのは

 

幼い頃にうまく育てることの出来なかった

 

愛着の歪みがあります。

 

愛着が歪んでしまう原因は

 

幼い頃の人間関係。

 

大人になって上手くいかない

 

人間関係に悩む

 

愛着障害を抱く人たち。

 

その

 

人間関係での苦しみは

 

人それぞれの

 

『愛されたいサイン』

 

なのです。

 

安定型の秘密

 

愛着スタイルが安定している

 

安定型の人は

 

周囲の人たちと

 

安定した絆を

 

築くことが出来ます。

 

正しく自分を判断でき、

 

自己肯定感も高く、

 

自分が信頼している人たちは

 

同じ様に自分を信頼してくれている

 

という意識を持っています。

 

愛着スタイルが不安定な人は

 

常に、

 

人に嫌われるのではないか?

 

と、不安になってしまいますが

 

その様な不安を抱くことが

 

安定型の人はありません。

 

周囲の人たちに対して

 

困った時には相談し、

 

素直にヘルプの声をあげることが

 

できるのです。

 

この前向きな姿勢を作るのが、

 

幼い頃の人間関係。

 

幼い頃に

 

母親などとの間で

 

不必要な不安を感じることが無く

 

愛着関係がしっかりと

 

築けていた

 

ということがとても大きなポイント

 

なのです。

 

様々なサイン

 

愛着スタイルが

 

不安型の人と回避型の人。

 

対照的な人間関係の

 

悩みを持つ2つのタイプの人たちは

 

人間関係の中で

 

様々な愛されたいサイン

 

発しています。

 

不安型の人も

 

回避型の人も

 

幼い頃に親との間で

 

上手く愛着関係が築けませんでした。

 

親に捨てられた、死別した。

 

親と離れ離れに過ごさなければならなかった。

 

放っておかれた、虐待された。

 

など、

 

様々な問題の中で

 

幼い頃を過ごしてきたからこそ

 

愛着スタイルが歪んでしまったと

 

考えられます。

 

 

愛着スタイルが歪んだまま

 

大人になった人たちは

 

愛してほしい

 

というサインを

 

人間関係の様々な場面で

 

発しています。

 

たとえば、

 

不安型の人は

 

人とのメールのやり取りの中で

 

相手からの返信が遅い

 

ということにとても不安を感じます。

 

すると、

 

その不安を解消したいために

 

返信の遅い相手に対して

 

何度も何度も

 

確認のメールを送ってしまいます。

 

この時、

 

不安型の人の頭の中では

 

「相手に嫌われてしまったのでは?」

 

というような不安が

 

渦巻いています。

 

そして、

 

他の可能性を考える余裕が

 

無くなってしまうのです。

 

もしかしたら、

 

急な来客の対応をしているのかもしれないし、

 

他に用事を済ませていて

 

メールの着信に気付いていないのかもしれない。

 

様々な可能性があるのに

 

それらを考える余裕が無くなってしまいます。

 

不安型の人は

 

その名前の通り、

 

不安で自分をどんどんと追い詰めてしまうのです。

 

 

感情的に過剰反応してしまう

 

不安型の人と反対に、

 

回避型の人は

 

問題が起きた際に

 

その問題を直視することをせず

 

目を背け見て見ぬふりをします。

 

幼い頃に

 

感情を表に出すこと

 

助けを求めること

 

など、

 

感情を抱くことが

 

自身を不利な立場に追い込む

 

その様な

 

不安定な家庭環境で

 

育った場合、

 

心を凍りつかせ

 

それらに向き合うことを止め

 

生きてきたことから

 

回避型の人は

 

問題から逃げるような

 

姿勢を見せてしまいます。

 

家族や恋人など

 

大切な人が困っている時に

 

手を差し伸べてあげられないのが

 

回避型の人の特徴。

 

人の悩みは

 

たとえ大切な人だったのだとしても

 

他人の問題

 

と捉えてしまうので

 

自分が手を差し伸べる

 

という思考にならないのです。

 

これは、

 

回避型の人が冷たい人である

 

というわけではありません。

 

幼い頃からの経験から

 

そうした対応をしてこなければ

 

生きてこられなかった

 

という

 

環境によって身に着けた

 

防衛策の様なものなのです。

 

回避型の人は

 

不安型の人と反対で

 

自身の感情や考えを

 

口にすることをとても躊躇い

 

慎重になります。

 

心の奥底には

 

助けて欲しいという

 

想いがあっても、

 

その想いを表面に

 

浮き上がらせて口にする

 

ということが

 

とても苦手なのです。

 

寄り添う力

 

愛着スタイルが

 

不安型の人も回避型の人も

 

歪んでしまった愛着スタイルを

 

安定したものに

 

変えていくことが出来ます。

 

その為には

 

心の底から安心できる

 

安定した愛着関係になれる

 

人を見つけることが大切になってきます。

 

家族や恋人、パートナー。

 

カウンセラーなどの専門家でも

 

問題ありません。

 

あなたが心の底から

 

信頼できると感じられる人に

 

身も心も委ねて

 

一緒に過去を紐解いていく

 

という作業をしていきます。

 

過去を思い出していく中で

 

苦しい思いをすることもあるでしょう。

 

思い出したくないと

 

感じることもあるでしょう。

 

しかし、

 

目を背けて蓋をしてきたもの達を

 

一つ一つ乗り越えていくことで

 

愛着スタイルを

 

安定させていくことが出来ます。

 

その為にが

 

二人三脚でともに走ってくれる

 

パートナーが必要になるんです。

 

 

愛着スタイルが歪み

 

人間関係が上手くいかないと

 

苦手意識や苦しみを感じている

 

そんな

 

今のあなたを受け入れてくれて、

 

一緒に

 

愛着スタイルを安定したものにする、と

 

ゴールを目指して走ってくれる

 

そんな人を見つけましょう。

 

苦しみの中であなたが発信している

 

愛されたいサインも

 

愛着スタイルが安定していくことで

 

変化していきます。

 

人から愛されたい!

 

という強い欲求が

 

人を愛せる

 

という余裕のある

 

あなたへと変化していくことでしょう。