2020/04
毒親の影響
アダルトチルドレンを生み出す
原因ともなる毒親という存在。
毒親は、
具体的にどのような影響を
子供に及ぼすのでしょうか?
毒親の特徴はいくつか存在します。
まず1つ目が
過干渉であるということ。
子供に対して
過剰に密着し、
詮索をしようとします。
子供が子供自身の意見や意志を持つ
ということを拒否し、
許しません。
また、
自分の意見は
そのまま子供の意見であると
勝手に認識しています。
これは、
自分と子供との間に
明確な境界線を
作ることが出来ないため。
自分の気持ち=子供の気持ち
だと考えるので
その意見や感情に
反対する意見には
耳を貸しません。
自分の思い通りに
子供を動かそうとするのも
過干渉の親の特徴です。
2つ目は、
条件付きの愛情です。
子供に対して
無条件に愛情を注ぐのが
親というものですが、
毒親の場合は
子供に与える愛情が
条件付きです。
子供に対して、
良い子である場合にのみ愛情を注ぐ、
肩書や容姿が自分の好みであった場合
愛情を与える、
というような
親本位の価値観と判断で
条件付きで
子供に愛情を与えます。
親の好みや条件に合わない場合
子供を拒絶してしまう
というのも
毒親の特徴です。
3つ目は、
責任転嫁をするということ。
家族内にも
大なり小なり
問題は生じます。
本来、
その問題を解決するのは
親の仕事ですが、
毒親はその問題を
自身で解決しようとはしません。
配偶者や他の家族のメンバーが
原因となっている問題に対して、
自分が好まない子供に
責任転嫁をします。
問題の解決もせず、
責任転嫁をし、
ひたすら子供を責めるのです。
そして、
その子供が問題の原因であった
と片づけ
問題を解決してしまおう
とするのです。
4つ目は
精神的な不安定さです。
毒親は、
自身の感情を上手くコントロール
出来ません。
高ぶった感情のはけ口として
子供に対して
暴言を吐いたりします。
その発展として、
暴言が暴力となり
感情的に
子供に対して八つ当たりをするのです。
その様な親の姿を見ている
子供自身も
精神的に不安定に
なってしまいます。
5つ目は、
子供の成長を妨げるです。
子供が親離れすることに
強い拒否感を感じるので、
子供の成長を
様々な面から妨げるのです。
子供が自身から離れていくことに
孤独感を感じたり、
子供を都合よく
自身の近くに置いておきたい
という考えから
その様な行動に出ます。
毒親は
様々な面から
子供に悪影響を与えます。
その根本には
毒親自身の
精神的な不安定さが
あると考えられます。
毒親とは?
毒親とは、
アメリカの心理学療法士
スーザン・フォワードの著書
『毒になる親』
から広がった言葉です。
毒親という言葉の
意味としては、
「子供の人生を支配し
悪影響を及ぼす親」
のことを指します。
毒親という分類には
- 虐待をする親
- ネグレクトをする親
- 周囲からの援助が必要な病気や依存症を持つ親
以外にも、
自己愛が強すぎる親
というものも含まれます。
毒親の一つに含まれる
虐待する親
ですが、
この虐待には
様々な種類があります。
虐待と言って想像するのは
身体的な暴力ですが、
殴る・蹴るなどの
身体的な暴力だけでなく
暴言を吐く
子供の存在を無視するなど
精神的に傷つけることも
暴力に含まれます。
性的な暴力から
金銭的な暴力まで
虐待には
幅広い意味合いがあるのです。
暴力を振るう親と反対なのが
ネグレクトをする親。
こちらも毒親です。
ネグレクト
つまり、育児放棄をし
子供の面倒を見ないのも
子供にとっては
暴力と同じように
命の危機を意味します。
何もしない、
何もしてあげない、
ということが
子供にとって
どれだけ大きな脅威となるか?は
想像してみれば
直ぐに分かることですよね。
周囲からの援助が必要なほどの
病気や依存症を持っている親
というのも、
親としての役目を果たせません。
親本人が親として
機能したいと思っていたとしても、
病のせいで不可能であったり、
親としての役目を忘れる程の
依存症を持っている場合、
こちらも
子供の安心安全な生活を守れず
生活を脅かすことになってしまいますよね。
子供にとって安心できる場所
であるはずの家庭。
その安全や
子供の心の安心を守れない
それが、
毒親に共通する問題と言えます。
自己愛が強すぎる親
というものも、
子供の存在よりも
自分自身のことを最優先に考え、
自己愛を判断基準として動くことから
子供の身の安全、
心の安心を奪ってしまいかねない
という問題を抱えています。
毒親とは、共通して
子供に悪影響を与え、
子供から安心・安全を奪う存在
と、考えられるのです。
コロナDVから見つめる苦しみの解決法
コロナ離婚という言葉と共に
コロナDVという言葉を
聞く機会が増えました。
現に、世界中で
新型コロナウイルスの
被害が増えるにつれて
DV被害が増えています。
今回はこのコロナDVから
人間関係について考えていきましょう。
コロナDV
そもそもDV
ドメスティックバイオレンスは
身体的な暴力や
精神的な暴力以外にも
社会的なもの、
経済的なもの、
などの種類に分けられます。
社会的な暴力とは、
恋人などのパートナーに対して
社会的に不利になる行動をおこなう
ことを指します。
例えば、
スマホに登録されている連絡先を
自分だけ残し
他の人の連絡先を全て消してしまう
というのも
その被害にあっている人にとっては
社会的にとても大きなダメージになります。
他人との繋がりを
強制的に断ち
社会的に拘束する
それが、社会的な暴力です。
経済的な暴力とは、
夫が妻に対して
生活費を渡さない、
パートナーに仕事を辞めさせ
経済的に依存させる、
というような行動が
経済的な暴力に当たります。
様々な種類に分けられるDV。
これらの被害が
今現在とても増えているのです。
現状は?
そもそも、DV被害は年々増えてきていました。
そこに
今回の新型コロナウイルスの問題が起き
DV被害がさらに増えてしまっているのです。
なぜ今、DV被害が増えているのか?
それは、
夫婦や恋人など
パートナーが新型コロナウイルスの影響で
在宅勤務やテレワークの状態に
なっているから
という理由が考えられます。
長い時間家という狭い空間に居ることにより
ストレスが溜まり、
それが身体的な暴力や
精神的な暴力、モラハラ
などに繋がるのです。
また、
収入への不安から
相手に対して生活費の支払いを渋る
ということも考えられます。
失った逃げ場
元々DV被害を受けていた人にとっても
新型コロナウイルスは
大きな影響を与えています。
DV被害を受けている現状から
逃げ出そう、避難しようと
準備していた人も
パートナーが在宅勤務や
テレワークとなり
常に家に居ることになり
監視の目から逃げられない状態になり
DVから避難出来なくなってしまう
ということが考えられます。
また、
新型コロナウイルスにより
自治体のDV被害相談センターが
運営を休止していることも考えられます。
今回の新型コロナウイルスによって
DV被害を受けている人も
以前からDV被害を受けていた人も
相談する場、
逃げ場を
失ってしまっている状態にあります。
新型コロナウイルスが引き起こす
DV問題は
とても深刻なものだと言えるのです。
関係の修復方法
新型コロナウイルスが引き起こす
DV問題。
夫婦関係の悪化や
親子関係の悪化が考えられる
これらの問題の修復方法。
それは、
感謝の気持ちを持つこと
そして、
明るい未来を想像すること
この2つが考えられます。
感謝の気持ち
感謝の気持ちとは、
特別なものではありません。
新型コロナウイルスが蔓延し
被害が増えている現在、
通常時と同じように働いている
医療関係者、
流通関係者、
いつも行くスーパーで
働いている従業員の人たち。
感謝の気持ちを抱く相手は
身近に大勢いますよね。
また、家族も感謝の対象です。
そして、あなた自身も。
感謝することは難しいことではありません。
朝目が覚めたこと。
ご飯が美味しいこと。
家族やパートナーと
会話したこと。
日常の
普段当たり前に過ぎていくこと全てが
感謝の対象です。
感謝の心を持ち、
自分自身に感謝する気持ちを持つことで、
自己肯定感を高めることが出来ます。
そして、
自分自身や家族など
周囲の人たちを守る為の行動を
自然と取ることが出来るようになるはずです。
小さな日々の感謝が、
最終的には
新型コロナウイルスの被害を抑え
収束させていくキッカケになります。
明るい未来
感謝する習慣を身に着けたら
次は明るい未来について考えてみましょう。
明るい未来とは、
新型コロナウイルスの問題が収束した後、
何をしたいか?
楽しい未来を想像してみることです。
新型コロナウイルス問題は
今のところ終わりが見えていません。
しかし、
必ず終わりがやって来るものです。
今だからこそ
明るい未来を想像しましょう。
何をしたいか?
何が出来たら嬉しいか?
沢山、考えてみましょう。
ノートに書き出してみるのも良いですね。
家族やパートナーとも
話し合ってみましょう。
明るい未来を一緒に想像することで
コミュニケーションの機会が自然と増えます。
コミュニケーションがしっかりと取れていれば、
夫婦間、家族間の
関係性悪化を止めることが出来ます。
プロの手を借りる
感謝を感じること、
明るい未来を想像することは
一人でもおこなえることです。
しかし、
新型コロナウイルスによって生じた
家族間の不和や不安などを
それだけで解決するのは
難しいこともあるでしょう。
そんな時には、
カウンセラーなどの
専門家の手を借りるという
方法もあります。
特にDVは
家族間、パートナーとの間のこと、と
小さく捉えて
我慢してしまいがちな問題です。
しかし、
辛い想いをしているのは事実。
その苦しい想いを
自分一人で解決するのは
難しいでしょう。
そんな時には迷わず
専門家の手を借りるという
方法も考えてみて下さい。
プロの視点から
あなたを救う方法を
見つけ出してくれるでしょう。
新型コロナウイルスの蔓延によって
不安に思うことが増えた人も
多く居ると思います。
コロナ鬱
などという言葉もあるくらいです。
自身のメンタルの不安を感じたら
心療内科やカウンセラーなど
信頼できる専門家に相談する
というのもとても大切な選択肢です。
周囲の人たちも同じ様に
新型コロナウイルスで困っている、悩んでいる、
だから自分は我慢しよう
と考える方も居るかもしれませんが、
無理は良くありません。
人に頼るということも
とても大切なことです。
自分一人では抱えきれない問題は
誰かと共有し、
解決していきましょう。
『コロナ離婚』から見直すお互いの関係性
新型コロナウイルスが蔓延している現在、
コロナ離婚
という言葉を見かける機会が増えました。
これは、
新型コロナウイルスがきっかけで
夫婦間で問題が浮き彫りになり
離婚を考えてしまう
というもの。
実際に離婚されてしまった方々も
居るのかもしれません。
現在、
新型コロナウイルスがきっかけとなり
夫婦間や親子間で
ストレスを感じてしまっている人も
多いと思います。
そんな今だからこそ、
見えてくるものもあるのではないか?
そのような想いを
お伝え出来れば幸いです。
コロナ離婚とは?
新型コロナウイルスがきっかけで
離婚を考えてしまう。
そんなコロナ離婚にも
離婚を考えてしまう
その考えに至るまでには
いくつかの種類があります。
①過剰な神経質
夫婦のどちらかが
少し神経質な気質を持っている
そんな場合、
普段ならば
「少し神経質な人だな」
と感じる程度だったとしても、
今のような状態では
その神経質さが過剰になってしまう
そんな可能性が考えられます。
新型コロナウイルスは
今のところ治療薬が無く、
感染の予防が
唯一の対処法です。
手洗いやうがいなど
当たり前のことを
当たり前のように気をつけることでしか
自分や家族を守ることが出来ません。
普段おろそかにしてしまっている人でも
手洗いやうがいなど
予防法を心がけている今、
神経質な気質を持っている人は
過剰に予防をして
自分たちの身を守ろう!
と行動してしまいます。
決して悪いことではありませんが、
神経質な人が
そうではない相手に対して
手洗いやうがい、
消毒などを神経質に求めてしまうことで
相手はストレスを感じてしまいます。
その積み重ねが、
心の中で
「本当にこの人とパートナーで良いの?」
という気持ちを育ててしまう結果
離婚
というところへ向かってしまうのです。
②近距離のストレス
人間関係には距離感がとても重要です。
それは、夫婦間や親子間でも言えること。
新型コロナウイルスの影響で
テレワークや在宅勤務になっている
という方も多く居るでしょう。
普段、日中の間
夫婦の間で物理的な距離があった場合
お互いの距離感が保たれて
問題にはなりません。
が、
テレワークや在宅勤務になることで
夫婦の二人ともが家に居る
という状況が何日も続くと、
お互いの心地良い距離感が保てず
それがストレスに繋がることがあります。
また、
夫婦のどちらかが仕事で
テレビ通話などしている時、
仕事の邪魔をしないように、と
物音を立てることなどを控えるなど
気を使う場面が増えます。
数日だけの我慢ならば問題が無くても、
終わりが見えない状態の今では
テレワークや在宅勤務がいつまで続くか
予測も立てられません。
そんな日々の中で
お互いの距離感が元となり
離婚を考えてしまう
ということがあるのです。
③価値観の違い
新型コロナウイルスは
日々感染者が増えているような状態で、
終わりが見えません。
このような状況だと
デマや誤情報が流れてしまう
ということもありますよね。
冷静に状況を判断して
正しい行動がとれるように、と
気を付けている人も多いでしょう。
しかし、こんな中で
夫婦間の価値観の違いが
離婚のきっかけになってしまうのです。
それが、危機感の違い。
夫婦のどちらかが
新型コロナウイルスに関する情報に敏感で、
感染を予防するために
人混みなどを避けて生活していたとします。
そんな中、
相手が感染の危険性の高い
人混みの中へ出かけて行った
となると
危機意識の高い方は
相手の行動が理解できません。
また、
汚いものをみるような目で相手を見てしまう、
そのような言葉をかけてしまう、
というようなことが考えられます。
その様な目で見られた相手は、
「自分のことが嫌いなのかな?」
などと考え、
価値観の違いから
心の大きなズレを生み出してしまいます。
仕事で仕方なく人混みの中に出かけなくてはならない
その様な場合もあるでしょう。
「仕事で頑張ってきたのに…」
と、相手からの冷たい視線や態度に
ガッカリと落ち込み、
夫婦の間に溝を作るきっかけに
なってしまうこともあります。
④育児のストレス
育児におけるストレスが
夫婦間に溝を作るきっかけになることも。
新型コロナウイルスの影響で、
一斉休校となっている現在。
テレワークや在宅勤務となり
夫婦で過ごす時間が増えるのと同じように
子供と過ごす時間も増えます。
すると、
「お昼ご飯は何を作ろう?」
「子供一人では留守番はさせられない…」
などと
様々なことを考えなくてはならなくなります。
夫婦間だけでなく
親子間でも
距離感が近くなってしまい
ストレスが溜まる原因に。
育児のストレスが
そのまま離婚に直結するとは言えませんが、
育児への協力の態度などが
離婚への道となってしまう
と言うことが考えられます。
アダルトチルドレン×新型コロナウイルス
アダルトチルドレンの人は、
状態や人に対して依存的になることがあります。
新型コロナウイルスによって
外出が出来ない今、
恋人に会いたくても会えない
という人も多く居るでしょう。
状態や人に対して依存的になってしまう
そんな傾向を持つアダルトチルドレンは
恋人と会えない
連絡をしても返信が遅い
などと言うことから
どんどんと自分を
不安の渦の中に追い込んでしまいます。
そして、
依存心がとても強くなり、
居てもたってもいられなくなる
そんなことが考えられます。
アダルトチルドレンではない人でも
現状に不安を感じている人が多い今、
恋人や家族など親しい人と
不安な気持ちを共有して
分かり合いたいと思うのは普通のこと。
しかし、
不安が募り
恋人に対して頻繁に連絡をしてしまい
その返事が遅いことに不安を抱く
という負のループに陥ってしまうのは
良い状態とは言えません。
もしもあなたが今、
その様な状態に陥ってしまっているのであれば、
恋人に向いている視線を自分に向けてみましょう。
自分が何に対して不安を感じていて、
なぜ依存的になってしまっているのか?
自分自身を見つめる
良いきっかけに変えてみるというのも
家で過ごす時間が増えた今
とても良いことだと思います。
自己開示で不安を取り除く
コロナ離婚などという言葉が出てくるくらい
新型コロナウイルスが
人々に及ぼす影響はとても大きいと言えますね。
夫婦間だけでなく、親子の間でも
ストレスを感じてしまうような今。
そのストレスの緩和方法が
『自己開示』
です。
自己開示とは、
自分を自分のまま、
ありのまま相手に受け止めてもらう
ということ。
相手のことをありのまま受け入れてあげる
ということでもあります。
この時に重要なのが、
見返りを求めないこと。
今感じている不安などの感情を
相手にそのまま受け入れてもらう
相手の感情をそのまま受け入れてあげる
それが自己開示です。
夫婦間だけでなく親子間でも
おこなえることですよね。
もしも身近に
あなたが自己開示できる
相手が居なかった場合、
カウンセラーなどの専門家の力を借りる
というのもとても有効な手段と言えます。
カウンセラーなどの専門家に
自己開示をする場合は、
相手の自己開示を受け入れる
という作業は必要ありません。
ただ、あなたが今感じている不安などを
カウンセラーに
そのまま伝えれば良いのです。
あなたが自己開示した後、
カウンセラーは
その専門的な知識から
あなたの助けになる
フィードバックをしてくれるでしょう。
夫婦間や親子間では
得ることの出来なかったであろう知識や
今のこの不安定な状態を乗り切る
アドバイスをくれるはずです。
自己開示には、
相手にありのままを受け入れてもらう
ということだけでなく、
・自分の本当の感情が見えてくる
・感情の浄化ができる
というような効果も期待できます。
そして、
自己開示をして、相手に受け入れてもらい
相手からのフィードバックをもらうことで
今までの自身の言動が
相手にとってどのように受け取られていたのか?
ということも知ることが出来ます。
ストレスを感じて、
それを口にする人も
溜め込んでしまう人も
自己開示をお互いし合うことで
自分が見えてくることと同時に
相手も見えてくるのです。
そして、
お互いの関係性が発展します。
自己開示は
会話だけでなく
文字にすることでも効果が得られます。
言葉にすることが苦手な人でも
紙に書き出してみることで
自分の感情が客観的に見えてくるだけでなく、
相手にそれを伝えることで
関係性の発展をすることが出来るのです。
相手に無条件に
ありのままの自分を受け入れてもらう
という経験は、
自分自身の自己肯定感を
高めてくれる行為の一つです。
相手を受け入れてあげることで、
相手の自己肯定感も
高めてあげることが出来る
そんな強いパワーが
自己開示には秘められています。
不安に思っていること、
不満に感じたことなど、
全てを相手に打ち明けることが
自己開示となり
コロナ離婚ということへの
回避につながるのです。
HSPの改善法と活かし方
HSPの気質を持つ人は
人間関係や生活環境の中で
生きづらさを感じています。
しかし、HSPは病気ではないために
治療法と言うものは存在しません。
では、HSPの気質が引き起こす
生きづらさと一生付き合っていかなくては
ならないのでしょうか?
実は、HSPの引き起こす
生きづらさを改善する方法があるんです。
さらに、
HSPを違った視点から見てみると
とても優れた能力を持っている
と言い変えることが出来るんですよ。
HSPの改善方法
HSPの気質が引き起こす
生きづらさの改善方法、
それは、自己肯定感を高めること
です。
HSPの改善と自己肯定感
と聞くと
関係があまり無いように感じますが、
HSPの気質を持つ人は
他人の問題を
自分の問題のように捉えて
苦しんでしまうことがとても多いです。
他人と自分との間に
しっかりとした境界線が引ければ
そのような悩みを抱くことが減ります。
他人と自分との間に
境界線を引くためには、
自己肯定感を高める
ということが
とても重要になってくるのです。
HSPの気質を持つ人は
その生きづらさや
人間関係や環境に馴染めないことで
自己肯定感が
低い傾向にあります。
その自己肯定感を
正しく高めれば
他人との境界線を引くことが出来て、
他人の問題を背負い
苦しむことが減っていきます。
自己肯定感を高めることが出来れば、
HSPという気質を持つ
自分自身をありのままで
認め、受け入れてあげることが
出来るようになっていくでしょう。
そうなっていくことで、
HSPの気質が引き起こす
苦しみや生きづらさ以外にも
目を向けていくことが出来ます。
HSPの気質の持つ
優れた面に目を向ける事ができるようになると、
自分らしさを武器にしていくことも出来るんです。
自己肯定感の高め方
具体的に
自己肯定感を高めていく方法を
お伝えしますね。
まず、自己肯定感とは
他人よりも優れた点を見つけて
自分を誇りに思うこと
ではありません。
『自分には○○がある!』
と、自分の長所や能力
力に気付く力です。
他人に評価されるものではなく、
自分で見つけ気付くもの。
それが、自己肯定感です。
そんな自己肯定感は、
- 物事をプラスの面から捉える癖をつける
- マイナスな感情を紙に書き出すなどして吐き出す
- プラスな感情を見つける(それが本来のあなたらしさ)
- マイナスな過去は自分を成長させてくれたものと捉える
- 上手くいった経験、成功体験を活かしていく
- 将来に対する不安はあなたを守ってくれるものだと考える
- なりたい自分、夢、目標を見つけることでより自分らしくなれる
思考や過去・現在に目を向けたら、
今を見つめましょう。
マイナスな過去や経験を思い出したら
その出来事から繋がる
マイナスな感情を
すべて受け入れてあげましょう。
そして、
なりたい自分・目標・夢に目を向け
自分自身のプラスの面に気付きましょう。
未来のプラスの面を見る癖をつけることで
過去のマイナスな出来事や感情に
引きずられることは無くなります。
HSPの活かし方
他人よりも敏感で繊細なHSP。
それは、
生きづらさや苦しみだけでなく
優れた能力を持っている
と、言い変えることが出来ます。
生活環境や人間関係に
苦しみを感じてしまうことが多いHSP。
しかし、人間嫌いであったり引きこもり体質
というわけではありません。
自身の苦手なことや強みを把握することで
上手く人間関係を気付いていくことも
出来るのです。
さらに、
持っている敏感さや繊細さから
他人とは違う視点で
物事を見ることが出来ます。
一つの物事に対して
深く細かく捉えることが出来、
分析をすることも出来ます。
HSPが本領発揮できる環境と言うのは、
他人と競うことが少ない環境であったり、
周囲からの刺激が少ない
静かな場所であったりします。
HSPの持つ能力
- 人に共感する力が強い
- 深い思考力
- 身体の様々な感覚が鋭い
- 危険意識が高い
- 内面に強いエネルギーを抱えている
これら5つが、
HSPの持つ優れた能力の
代表的なものです。
他人の感情を察知する能力の高さは、
プラスに働けば
人の気持ちに深く共感できる
という能力になります。
慎重な気質と共に
物事に対して深く考えたり
物事を多方面から見ることが出来たりと、
深い思考力を持っているのも
HSPの武器の一つ。
音や光、味覚などの
感覚が鋭いのもHSPの特徴です。
繊細なそれらの感覚を持っていることで
音楽や芸術などに
深く感動することが出来ます。
また、楽しむだけでなく
創作する側で活躍することも出来るのです。
HSPの慎重さは、
危機管理能力の高さにも繋がります。
言葉一つを発するだけでも
相手の反応や周囲の変化を考えるHSP。
そのため、
もしもが起こった際のことを
常にシミュレーションする
思考を持っています。
「このままではマズイのでは?」
と考える力が
HSPでは無い人に比べて高いので
大きなミスや失敗にあうこと無く
安全な道を歩んでいくことが出来るのです。
そして、
HSPの人は
内面のエネルギーがとても強い人
と言い変えることが出来ます。
「おとなしい人」
と評価をされることが多いかもしれません。
が、内面の想像力の高さや
感情の豊かさは
HSPの気質を持つ人の
大きな特徴。
強い内面のエネルギーに
突き動かされるようにして
突発的に行動してしまおう!
となることもしばしばあるのです。
しかし、
同じく持ち合わせている
慎重さによって
感情的に行動することは少ないHSP。
なにかを見聞きしたり、
刺激を受けたりすることで
人よりも沢山のことを感じられるため
一人で過ごす時間というものが
苦痛ではないのも
HSPの特徴です。
一人で居ても、
その環境から受ける刺激から
沢山の情報を受け取り、
楽しむことが出来るのです。
強いインスピレーションから
内面の感情の高ぶりや興奮で
長い時間楽しい気分を味わうことが出来ます。
HSPと付き合う
人間関係や環境によっては
苦手に感じたり
生きづらさを感じてしまったりするHSP。
しかし、
自分との正しい付き合い方を知っていれば
他人よりも
多くの強みを持つ
素敵な能力なのだと
言い変えることが出来ます。
周囲からの刺激に疲れてしまったら、
それらの刺激から
離れてみる時間を作りましょう。
一人で過ごすということも
HSPにとっては欠かせない時間です。
自分が心地よいと感じる
環境や状況に身を置くことで
苦しみを和らげることが出来ます。
そして、
HSPならではの強みを
あなたの武器にしていくことが出来れば、
あなたは
もっとあなたらしく
生きていくことが出来るでしょう。