毒親とは?
毒親とは、
アメリカの心理学療法士
スーザン・フォワードの著書
『毒になる親』
から広がった言葉です。
毒親という言葉の
意味としては、
「子供の人生を支配し
悪影響を及ぼす親」
のことを指します。
毒親という分類には
- 虐待をする親
- ネグレクトをする親
- 周囲からの援助が必要な病気や依存症を持つ親
以外にも、
自己愛が強すぎる親
というものも含まれます。
毒親の一つに含まれる
虐待する親
ですが、
この虐待には
様々な種類があります。
虐待と言って想像するのは
身体的な暴力ですが、
殴る・蹴るなどの
身体的な暴力だけでなく
暴言を吐く
子供の存在を無視するなど
精神的に傷つけることも
暴力に含まれます。
性的な暴力から
金銭的な暴力まで
虐待には
幅広い意味合いがあるのです。
暴力を振るう親と反対なのが
ネグレクトをする親。
こちらも毒親です。
ネグレクト
つまり、育児放棄をし
子供の面倒を見ないのも
子供にとっては
暴力と同じように
命の危機を意味します。
何もしない、
何もしてあげない、
ということが
子供にとって
どれだけ大きな脅威となるか?は
想像してみれば
直ぐに分かることですよね。
周囲からの援助が必要なほどの
病気や依存症を持っている親
というのも、
親としての役目を果たせません。
親本人が親として
機能したいと思っていたとしても、
病のせいで不可能であったり、
親としての役目を忘れる程の
依存症を持っている場合、
こちらも
子供の安心安全な生活を守れず
生活を脅かすことになってしまいますよね。
子供にとって安心できる場所
であるはずの家庭。
その安全や
子供の心の安心を守れない
それが、
毒親に共通する問題と言えます。
自己愛が強すぎる親
というものも、
子供の存在よりも
自分自身のことを最優先に考え、
自己愛を判断基準として動くことから
子供の身の安全、
心の安心を奪ってしまいかねない
という問題を抱えています。
毒親とは、共通して
子供に悪影響を与え、
子供から安心・安全を奪う存在
と、考えられるのです。