自分を苦しめる信念や価値観を変える①|アダルトチルドレンの克服法
こんな悩みありませんか。
☑完璧主義で行動ができない
☑失敗するのが怖い
☑人の目や評価が気になる
☑自己否定感が強く、自信がない
☑人を批判したり厳しくしてしまう
☑苦しい恋愛を繰り返してしまう
☑人を信用することが出来ない
☑頼みごとを断れない
☑頑張り過ぎてしまう
☑幸せにはなれないと思う
☑自分を底辺に置いてしまう
一つでも当てはまった方は、苦しい状況ではないでしょうか。
悩みや苦しみは、ある「信念」や「価値観」「思い込み」に捉われた状態の時に起こります。
そしてこの信念は子供の頃の家庭環境や親との関係の中で作られて行きます。
信念や価値観というのは
・自分が正しいと思っていること
・自分に対する評価(セルフイメージ)
・世間や社会に対する思い込み
・人や物事に対する考え方や捉え方
などです。
そしてある出来事が起こった時に、その人がどういう信念や価値観をもっているかによって、感情や行動が変わり、その後の人生にも大きな影響を与えていきます。
人は子供の頃の親子関係や家庭環境を通じて、物事の考え方や捉え方、信念や価値観を作っていきます。
例えば子供の頃、親から無条件に愛され、受け入れられていれば、
・自分は愛される存在
・家族の中にいてもいい存在
・人は信用しても大丈夫
といった信念をもつようになります。
逆に親から暴力や否定的な言葉(態度)を受けて育った子供は
・自分は愛される存在ではない
・自分に価値はない
・人は信用できない
・人を頼ってはいけない
といった信念をもつようになります。
人は生きていくための土台となる重要な信念や価値観を家庭の中で学びます。
親との関係や家庭環境で子供は無意識の内に色々なメッセージを受け取ります。
そして暴力や暴言、過保護や過干渉、親の言いなり、条件付きの評価など、ありのままの存在を受け入れられない環境で育った子供は、
・自分はダメな人間
・親の機嫌が悪いのは自分のせい
・○○してはいけない
・○○しなければいけない
・○○であるべき
・全部○○ みんな○○
・どうせ○○
といった信念をもつようになり、この信念がその後の人生に大きな影響を与えていくのです。
こういった歪んだ信念はその人を苦しめ続けるのですが、どうしてそれを手放すことが出来ません。
それは子供の頃身につけた信念をもつことで、これまで生き延びることができたからです。
子供は親がいなければ生きて行けません。
子供にとって親の存在は絶対です。
親から嫌われたり、見捨てられるようなことがあれば、無意識に「死」を連想させます。
だから子供は親から好かれるように、親から認められるための『鎧』を身につけるようになります。
この鎧は身体的、精神的、知的、経済的にも無力な子供にとって、生き延びるためには必要でした。
歪んだ家庭環境の中で生き延びるために、偏った信念や価値観を身につけ、なんとかバランスをとっていたのです。
でも子供の頃から身につけている鎧の中身はもうズタズタのボロボロです。
無力な子供が生き延びるためには必要でしたが、大人になったあなたにとって、この鎧は小さすぎてとても窮屈なのです。
この子供の頃に身につけたボロボロで窮屈な鎧を今でも身にまとっているのが、悩みや苦しみの原因の一つです。
なので自分を苦しめる歪んだ考え方や信念、価値観や思い込みに気づき、それを修正していくことが大切です。