2020/05

『傷つけられた』を減らすには

日々、人と接している中で

 

傷つけられた

 

と感じることもありますよね。

 

自分は傷つきやすい人間だ

 

そう考えている人も居るでしょう。

 

しかし、

 

他人に傷つけられる

 

ということって本当は無いんです。

 

では、

 

なぜ傷ついたと感じるのでしょう?

 

傷つきやすいと感じている人が

 

強くなるためには

 

何が必要なのでしょう?

 

傷つくキッカケ

誰かと会話をしていて

 

「あっ!」

 

と思った瞬間

 

心に大きな傷が出来ている

 

そんなことってありますよね。

 

相手にとってはなんでも無いこと

 

でも

 

自分自身にとってはとても大きなこと。

 

他人から傷つけられるような

 

言葉をかけられることで

 

傷つき、

 

この人とは距離をおきたいな、

 

と考えることもありますよね。

 

しかし、

 

他人から傷つけられる

 

のではなく

 

本当に自分を傷つけているのは

 

自分自身なんです。

 

つまり、

 

自分を傷つけているのは

 

あなた自身。

 

他人から

 

『傷つけられた』

 

と感じる時は、

 

自身の中にある

 

触れてほしくない地雷に

 

相手が触れた時。

 

触れてほしくない

 

地雷が沢山あればあるほど

 

相手が触れる可能性が高くなり、

 

傷つけられた

 

ということに繋がります。

 

あなたは

 

他人の言動に傷ついたのではなく

 

他人が自身の地雷に触れたことによって

 

傷ついた

 

という反応をしているだけなんです。

 

プラスに転換

他人とのふれあいの中で

 

傷つきにくい自分になるためには

 

自身の持つ地雷の数を

 

減らすことが一番の近道です。

 

触れられたくない地雷が少なければ

 

相手が刺激するような

 

言動をとっても

 

その言動に傷つくことは

 

無くなります。

 

 

そんな地雷を減らすチャンスなのが

 

傷ついた

 

と感じた時。

 

傷ついたと感じた時に、

 

あなたを傷つけた相手ではなく

 

自分自身を見つめてみましょう。

 

自身が

 

相手の言動の

 

何に反応してしまったのか?

 

それを見つける良いチャンスです。

 

傷ついたと感じる言動

 

その言動に反応して

 

イライラしたり

 

不快に感じたり

 

というマイナスな状態に

 

陥ってしまっても

 

心が元に戻った時に

 

自身の何に反応したのか?

 

ということを見つめられれば

 

地雷を一つずつでも

 

減らしていくことが出来ますよ。

 

最初は難しくても

 

傷ついた

 

と感じる出来事が起きた時に

 

傷つけた相手を嫌うのではなく

 

良いチャンスを貰った

 

と、ポジティブに捉えることが

 

出来るようになっていきます。

 

すると、

 

あなたの心の地雷も

 

また一つ減っていくでしょう。

 

自分自身を傷つけることが出来るのは

 

あなた自身。

 

そして、

 

自分自身を強くしてあげられるのも

 

あなた自身なんです。

 

自分を見つめて

 

地雷探しをするのは

 

簡単なことではないでしょう。

 

しかし、

 

簡単ではないからこそ

 

地雷撤去の作業が終われば

 

あなたはもっと強くなっているはずです。

 

他人から傷つけられる

 

という感覚も

 

少しずつ減らしていけます。

 

相手に不快な思いをさせられても

 

それを自身の糧にしていくことで

 

あなたはもっと

 

生きやすくなっていくでしょう。

白黒思考を捨てて自分を好きになる

自己肯定感の低さに

 

悩むことの多いアダルトチルドレン。

 

自分のことが

 

好きになれないと感じている人も

 

多いです。

 

そんなアダルトチルドレンの人が

 

自分を好きになるためには

 

どのようなことをすれば良いのか?

 

お話していきますね。

 

白黒思考

そもそも、

 

自分を好きになるために

 

必要なこととは何でしょう?

 

なぜ、自分を好きになれないのでしょう?

 

アダルトチルドレンの人だけでなく

 

自分を好きになれない

 

多くの人が勘違いをしているんです。

 

自分を好きになるためには

 

『自分に価値が無くてはならない』

 

と思っています。

 

自分に価値があれば

 

自分を好きになることが出来て、

 

他人からも好きになってもらえる。

 

そう勘違いしているのです。

 

「○○の自分であれば好きになれる」

 

「○○の自分で無ければ他人に好かれない」

 

という考え方。

 

これを白黒思考と言います。

 

物事を白と黒の

 

極端な捉え方、考え方しか出来ない

 

そんな白黒思考を持っていては

 

いつまで経っても

 

自分を好きになることは出来ません。

 

「○○の自分なら好きになれる」

 

という考え方は

 

「○○の自分では好きになれない」

 

という言葉に言い変えることが出来ます。

 

○○でなくてはいけない

 

というのが白黒思考の証拠。

 

自身の思う

 

理想の○○になるために、

 

人に好かれる自分になるために、

 

背伸びをして、無理をし続ける。

 

無理はいつまでも続けることは出来ません。

 

しばらくすると疲れて

 

現実の自分と

 

理想の自分との差に

 

大きなショックを受けてしまい

 

また自分のことを嫌いになる。

 

そんな負のループから

 

抜け出せないのです。

 

許す心

では、白黒思考で

 

自分が好きになれない人は

 

どうすれば良いのでしょう?

 

白黒思考を無くす

 

唯一の方法は

 

今の自分を認めて許すこと。

 

理想を持つことは

 

悪いことではありません。

 

しかし、

 

その理想の自分を無理して演じて

 

疲れてしまうのでは意味がありません。

 

そもそも

 

そんな自分を好きにはなれないでしょう。

 

自分を好きになるためには

 

今の自分を許すこと。

 

ありのままの自分をオープンにして

 

他人と接することです。

 

ありのままの自分が受け入れられない

 

だからこそ、

 

理想を演じているのだということは

 

よく分かります。

 

しかし、

 

周囲の人たちは

 

あなたが思っている程

 

本来の

 

あなた自身がダメだと感じているあなたに

 

大きな反応はしません。

 

あなたが思っている様な

 

マイナスな出来事は起きません。

 

人はそれほど他人について

 

深く考えたりしないものです。

 

人に迷惑を掛けてはいけない。

 

良い人でなくてはいけない。

 

というのは

 

幼い頃に

 

そうすることによって

 

親に褒められた

 

という記憶。

 

それを大人になっても引きずって

 

勘違いしてしまっているのです。

 

自分自身を好きになるためには

 

他人の目を気にせず

 

ありのままの自分をオープンにし、

 

あなたがあなた自身を

 

許してあげることです。

 

良い面も悪い面も

 

全ての自分をOKにすることで

 

自分を好きになることが出来ますよ。

アダルトチルドレンが自分を好きになるには

アダルトチルドレンは

 

そうでない人に比べて

 

自己肯定感が低く、

 

自己嫌悪に陥りやすい傾向があります。

 

誰でも

 

自分のことを好きになれないというのは

 

とても辛いこと。

 

自己嫌悪を無くし、

 

自分に自信を持つためには

 

一体どのような方法があるのか?

 

お伝えしていきます。

 

自己嫌悪とは?

 

人が自己嫌悪を感じてしまう

 

その時

 

一体何が原因で

 

自己嫌悪を感じるのでしょう?

 

自己嫌悪は、

 

その場の状況ではなく

 

自身の思い込みが元で

 

生まれる感情です。

 

例えば、

 

兄弟や他の人たちが出来ていることが

 

自分には出来ない。

 

「どうして自分には出来ないのだろう?」

 

そう感じて

 

自己嫌悪に陥る。

 

よくある状況だと思います。

 

自己嫌悪、

 

自信が出来ないことに対する

 

イライラや落ち込み

 

それが自己嫌悪の元です。

 

この自己嫌悪は、

 

周囲が出来ていることが

 

自分には出来ない

 

という状況ではなく

 

自分には出来なかった事柄に対する

 

イライラや落ち込みの

 

感情の思い込みが

 

自己嫌悪なのです。

 

 

つまり、

 

自己嫌悪を減らすには

 

自身のマイナスの思い込みを

 

減らしていくことが

 

欠かせません。

 

周囲が出来ているのだから

 

自分も出来なくてはダメ。

 

理想の自分に対して

 

こういう自分でなければダメ。

 

というような

 

思い込みが自己嫌悪の元。

 

自己嫌悪に陥る思い込みを減らすには、

 

「なぜ今自分は自己嫌悪を感じているのか?」

 

ということを

 

その都度自身に問いかけることが

 

大切になります。

 

自己嫌悪という感情の裏、

 

本当は何を感じているのか?

 

を、見つめていくことで

 

自己嫌悪は減り

 

苦しみから解放されることが出来ます。

 

自信を持つ

アダルトチルドレンは

 

自分自身に自信が持てない

 

という悩みを持つ人が多いです。

 

なぜ、自分に自信が持てないのか?

 

それは、

 

他人に自分を認めてもらおう

 

とするからです。

 

自信を持ち

 

自己肯定感を高めるために必要なのは

 

他人からの評価ではなく

 

自分自身による自身の評価。

 

 

他人からの評価を得ようとする場合、

 

他人に認められる人間になろうと

 

努力をしますよね。

 

しかし、

 

その努力が

 

必ず報われるとは限りません。

 

Aさんには評価されても

 

Bさんには評価されない。

 

そのようなことが

 

当たり前に存在します。

 

全ての他人に評価される人間など

 

存在しないでしょう。

 

しかし、

 

他人からの評価を得て

 

認めてもらおうとすると

 

この差に苦しむことになるのです。

 

 

大切なのは

 

自分自身で自身を認めて

 

評価してあげること。

 

自分で自分を評価し

 

認めてあげることが出来れば、

 

他人の評価に振り回されて

 

苦しむことも無くなり、

 

揺るがない自信を持つことが出来ます。

 

本来の自分、

 

本当は何がしたいのか?

 

どのようにありたいのか?

 

そのようなことも

 

ブレることなく見えてきます。

 

大切なのは、

 

他人に認められそうな自分になるのではなく

 

自分が認められる自分になること。

 

他人の評価に振り回されることが減れば

 

評価されずに苦しみもがく

 

負のループから抜け出す事が出来ますよ。

アダルトチルドレンと恋愛

誰かを好きになったり、

 

誰かに好きになってもらったり、

 

恋愛は誰の心も

 

浮き上がらせてくれる事柄だと思います。

 

そんな恋愛。

 

せっかくならば

 

楽しい方が良いし、

 

上手くいくのが一番だと

 

誰しも考えるでしょう。

 

そんな恋愛。

 

アダルトチルドレンの恋愛は

 

上手くいかないことが多いのです。

 

その原因とは

 

一体何なのでしょう?

 

プラスとマイナス

誰かと恋に落ちて

 

恋愛をスタートさせる。

 

上手くいく恋愛は

 

とても楽しいものです。

 

好きな人と一緒に居たいと思うのも

 

自然なこと。

 

恋愛において、

 

誰もが思うのは

 

幸せになりたい

 

ということですよね。

 

 

しかし、

 

アダルトチルドレンの恋愛は

 

上手くいかないことが多いです。

 

その理由は、

 

マイナスを避けるため。

 

恋愛だけでなく

 

何事にも

 

プラスの面と

 

マイナスの面が存在します。

 

アダルトチルドレンは

 

そうでない人に比べて

 

マイナス、

 

デメリットを嫌う傾向が強く

 

その結果

 

恋愛が上手くいかないのです。

 

マイナスの覚悟

お付き合いをしたり

 

結婚をしたり

 

と言うことには

 

プラスの面と

 

マイナスの面があります。

 

 

好きな人と一緒に居られる。

 

別れなければならなくなるかも。

 

喜びを共有できる。

 

浮気をされるかも。

 

悲しみを半分に出来る。

 

うわべだけの関係になってしまうかも。

 

 

恋愛、結婚には

 

そうなっていたい、

 

こうだったら良いな、幸せだ

 

というような

 

プラスの面が沢山ありますよね。

 

しかし、

 

こうなりたくはないという

 

マイナスの面も同じだけ存在します。

 

プラスとマイナスの事柄は

 

どちらかを選んで取れるものではありません。

 

プラスとマイナスが

 

セットで1つなのです。

 

しかし、

 

アダルトチルドレンは

 

マイナスの面を避け

 

プラスの面だけを手に入れようとするあまり

 

恋愛が上手くいかないのです。

 

誰でも

 

プラスの面が多い方が嬉しいし、

 

マイナスの事柄は少ない方が良いでしょう。

 

しかし、

 

その両方を背負う覚悟が無ければ

 

恋愛を上手く続けることは出来ません。

 

たとえ、

 

恋愛のノウハウ本などを読んで

 

その知識があったとしても、

 

根本の部分で

 

マイナスの事柄を受け入れられなければ

 

意味が無いのです。

 

アダルトチルドレンが

 

恋愛を上手く進めることが出来ない理由は

 

マイナスの面に

 

過剰に反応してしまうから。

 

幼い頃の家庭環境や

 

両親の存在を思い浮かべてしまうから。

 

誰よりも幸せになりたい、と思っていても

 

「もしも…」

 

というマイナスの事柄への不安が

 

恋愛を上手く進めることの

 

妨げになってしまうのです。

 

 

恋愛だけでなく

 

何事にも

 

プラスの面と

 

マイナスの面が存在します。

 

その両方を選び取って

 

背負う覚悟を持つことで

 

今まで繰り返してきたであろう

 

失敗を回避することが出来るのです。

 

あなたの想像する

 

理想のカップル・夫婦になるためには

 

まず、

 

相手を見る目を自分に向けて

 

マイナスを受け入れる準備をしましょう。

 

あなたの覚悟が決まれば

 

恋愛も上手く進めることが出来るはずですよ。

アダルトチルドレンと毒親

アダルトチルドレンの症状に悩む人は

 

幼少期に

 

子供らしく過ごせなかった

 

という原因を抱えています。

 

機能不全家族、毒親と言った

 

外からは見えにくい問題の中で

 

育ってきたアダルトチルドレン。

 

そんなアダルトチルドレンの人は

 

大人になっても

 

親との関係が上手くいかない人が

 

多いのです。

 

引けない境界線

 

アダルトチルドレンと毒親。

 

自身に対して

 

毒となる存在ならば、

 

物理的にも

 

精神的にも

 

距離を作るのが

 

一番簡単な安全策と言えます。

 

が、

 

アダルトチルドレンの人は

 

その行動がとれずにいることが

 

とても多いです。

 

心の中では

 

自分の親について

 

良く思っておらず、

 

嫌いだなぁと感じている

 

そのはずなのに、

 

親との距離が取れずに居るのです。

 

 

アダルトチルドレンは

 

親との間に

 

距離を作ることが出来ず、

 

それが原因で

 

大人になっても

 

毒親から苦しめられてしまいます。

 

つまり、

 

親と自身との間に

 

精神的な距離を作ることが出来れば

 

毒親からの苦しみを感じることのない

 

生活が送れるのです。

 

ざわつく心

あなたとあなたを苦しめている毒親。

 

その間にどの様な問題があるのか?

 

それを知る簡単な方法があります。

 

それは、言葉にしてみること。

 

「親に嫌われても良い」

 

「親に認められなくてもいい」

 

「親に捨てられてもいい」

 

「親に迷惑をかけてもいい」

 

「親を愛せなくてもいい」

 

以上は一部の例です。

 

思いつく限り

 

親に対しての

 

「○○ではなくてもいい」

 

を、探してみて下さい。

 

浮かんできた言葉を口にしてみて

 

心がざわつく言葉があれば

 

それが、

 

あなたの心を縛っている原因です。

 

「親に認められなくてもいい」

 

という言葉が引っかかったのなら

 

あなたは親に認められたい

 

と思っている、ということ。

 

心がざわつく言葉が多い程

 

毒親に縛られている、

 

親との間に問題が多くある

 

ということになります。

 

言葉の反転

あなたの心を縛っている

 

原因を見つけたら

 

言葉を反転させましょう。

 

親に対して

 

認められたいと思っているのなら

 

「親に認められなくてもいい」

 

と、沢山口にしてみましょう。

 

何度も繰り返し言葉にすることで

 

その言葉が貴方の中に染み込んでいきます。

 

そして、

 

最初はざわついていた心も

 

落ち着きを取り戻します。

 

 

あなたは

 

親のために生きているわけではありません。

 

あなたの幸せを手に入れるためには

 

毒となる親との間に

 

精神的な距離を

 

しっかりと作ることが

 

欠かせないのです。

 

程よい距離を作れるようになると

 

あなたを苦しめていた毒からも

 

離れることが出来ます。

 

そして、

 

精神的に自立することが出来るのです。

 

精神的に自立出来れば

 

親という存在についても

 

冷静な視線で見ることが出来ます。

 

 

自身の親のことを

 

嫌いだと思ってしまったのだとしても

 

それは悪いことではありません。

 

誰かに責められる理由にもなりません。

 

あなたがあなたらしく

 

幸せに生きていくために

 

精神的に距離を作ることは

 

悪いことではないのです。

毒親とアダルトチルドレン

アダルトチルドレンの症状に悩む

 

そんな人の背景には

 

機能不全家族で育った

 

という共通点があります。

 

その機能不全家族を作り上げるのが

 

毒親です。

 

機能不全家族

機能不全家族とは、

 

家族としての機能が

 

果たされていない家族・家庭のことを指します。

 

本来家庭というものは

 

子供にとってとても安心できる場所であり

 

何よりも信頼出来るのが

 

親という存在ですよね。

 

しかし、

 

機能不全家族では

 

子供にとっての安心安全は保証されません。

 

肉体的・精神的な暴力が存在する

 

そんな環境では

 

子供はいつも周囲の様子を探り

 

なんとかその状況を切り抜けようと

 

精神をすり減らしています。

 

何よりも問題なのが、

 

機能不全家族で育った子供は

 

その環境が当たり前だと

 

思ってしまうこと。

 

家庭環境が過酷である程

 

子供は自身の身を守ることに意識を向け

 

外へと視線が向きません。

 

他人の家庭環境がどのようなものなのか?

 

比べることが出来ないまま

 

過酷な環境が当たり前だと

 

思ったまま育つのです。

 

また、親の考えを刷り込まれることで

 

「この環境が当たり前なのだ」

 

と、思い込んでしまいます。

 

そして、

 

機能不全家族で育ったアダルトチルドレンは

 

大人になり、自身が家庭を築く際に

 

同じ様な機能不全家族を

 

作り上げてしまうという恐怖もあります。

 

つまり、

 

毒親という存在に苦しんだ人が

 

同じ様に毒親となり

 

子供を苦しめる可能性がある

 

ということ。

 

これを世代間連鎖と言います。

 

家庭を作る際に

 

基準となるのは自身の家庭。

 

つまり、幼い頃の家庭環境です。

 

肉体的・精神的な暴力が

 

当たり前に存在した家庭で育つと、

 

それが基準となってしまうのです。

 

親からの愛情を十分に受けられなかった

 

という傷を持つ人は

 

反対に自身の子供に対して

 

過干渉になってしまう

 

という可能性もあります。

 

毒親とアダルトチルドレン

毒親に育てられた、

 

自身も毒親になる可能性がある

 

ということから

 

自身の親に対して

 

マイナスな感情を抱いてしまうことも

 

あるかもしれません。

 

それは決して悪いことではありません。

 

周囲から見た時に

 

「親不孝」

 

と感じられてしまうのだとしても、

 

あなたの受けてきた苦しみは

 

あなたにしか分からないことだからです。

 

だからと言って、

 

親と不仲になっていけば良い

 

ということでもありません。

 

自身の育った環境、毒親というものから

 

少し距離を置き

 

冷静に見つめられる時がいつか来るでしょう。

 

向き合うことは簡単なことではありませんが、

 

いつか振り返った時に

 

それらの事柄を受け入れられる時が来ます。

 

それは、親を許すと言うようなことではなく、

 

事実を事実として受け入れる

 

というもっとシンプルなもの。

 

毒親に育てられた

 

機能不全家族で育った

 

だからと言って

 

必ず自身も同じ様に

 

毒親になってしまうわけではありません。

 

毒親というものがどういうものなのか?

 

知識を持つことで

 

自身を振り返る、

 

冷静に見つめる視点を持つことが出来ます。

 

そこから、

 

今立っている立ち位置を

 

確認することで

 

同じ苦しみを繰り返すことを

 

避けていくことが出来るでしょう。

毒親の種類

子供に毒となる

 

毒親にもいくつかの種類があります。

 

共通するのは、

 

子供にとって、

 

家庭にとって、

 

悪影響を与える

 

ということですが、

 

どのようなことから

 

親は毒親となるのでしょう?

 

毒親の種類

毒親の種類を

 

大きく3つに分けてみました。

 

無関心

 

まずは、子供に関して無関心な親。

 

子供が成長するのにあたって

 

必要な物を与えない

 

というのが大きな特徴です。

 

食事を与えない、

 

生活費を与えない、

 

面倒を見ない、

 

というのは、

 

ネグレクトに繋がるものですよね。

 

子供のことに対して

 

無関心であるところから

 

それが子供の命を危機にさらし

 

ネグレクトという

 

暴力に繋がっていくのです。

 

過干渉

 

次の毒親は

 

過干渉なタイプ。

 

こちらは、

 

子供に対して必要以上に

 

踏み込んでくる親です。

 

子供と自分の間に

 

境界線を引くことが出来ず

 

子供を自分の一部として見る。

 

理想を押し付けて、

 

その通りになることを

 

強要するタイプでもあります。

 

子供には、

 

精神的にも

 

肉体的にも

 

自由がありません。

 

無関心な毒親と違い

 

無関心ではないので、

 

ネグレクトのような

 

暴力に直接繋がりにくい

 

と考えがちですが、

 

子供への過干渉は

 

精神的な暴力に繋がります。

 

親の役割の放棄

 

3つ目のタイプは、

 

親としての役割を

 

放棄している毒親です。

 

具体的には、

 

親として子供の面倒を見るのではなく

 

子供に自分の面倒をさせる

 

というようなもの。

 

精神的に弱いフリをし、

 

弱い立場に居るのだと

 

子供に思わせることで

 

子供に自分の面倒を見させ

 

自身は子供におんぶにだっこ

 

の状態に居る親です。

 

これも、

 

広く見れば

 

子供に対して無関心な親

 

と言えます。

 

自分のことが何よりも大切である

 

というところから

 

子供がどう感じているのか、

 

子供の心のヘルプの声も聞かず、

 

自分のことしか見ていない

 

そんな親です。

 

毒親は真面目?

毒親になりやすい人の特徴の一つに

 

真面目である

 

というものがあります。

 

真面目であれば、

 

しっかりと親の役割を

 

果たすであろうと

 

想像しますが、

 

真面目過ぎて

 

自分を追い込むタイプの人は、

 

完璧に子育てをしなければならない

 

と考えることで

 

子供に対しての

 

理想が勝手に高くなってしまったり、

 

子育てのハードルが高くなってしまったり、

 

ということが考えられます。

 

そこから、

 

過剰な期待をしてしまう。

 

反対に、

 

期待外れであるから

 

無関心に転じる

 

というようなことが考えられるのです。