浮気・不倫
浮気と不倫を止められない人の特徴と原因・克服法|
浮気&不倫を繰り返す人の特徴とチェック診断
☑恋愛が長続きせず、すぐにまた別の人と付き合ってしまう
☑人と親密な関係を築くことができない
☑自分の本音や弱音を出すのが苦手
☑自信がない・劣等感やコンプレックスがある
☑孤独感や辛いことがあると、すぐに異性を求めてしまう
☑本当の自分を人に知られるのが怖い
☑相手の目や相手の反応が気になる
☑一緒にいても疲れてしまう、自分を出せない
☑恋人や配偶者に高い理想を求めてしまう
☑表と裏の顔にギャップがある(人前ではいい人)
☑生きていることが虚しい・空虚感がある
☑人のことを信用できない(人間不信)
(浮気・不倫の特徴&チェック診断)
浮気や不倫を繰り返してしまう人にはある共通点があります。
これはアダルトチルドレンの特徴でもある、自信のなさや、人間不信、人からの愛情がわからないといったところからきています。
浮気や不倫の原因は「不足原理」と言われますが、これは恋愛依存症やセックス依存症にもあてはまります。
その他にも「親密な関係になることへの怖れ」を抱えている場合もあります。
親密感の怖れの根底にあるのは罪悪感です
・自分はダメな人間
・自分は悪い人間
・自分は愛される資格などない人間
と言った強い自己否定感。
心の底に自己否定感があると、人と親密な関係を築くのが難しくなります。
それは「本当の自分」「弱い自分」「自分の正体がバレるのが怖い」からなのです。
そうすると当然パートナーとの間にも心の距離を作るようになります。
しかし距離を置けばそこには隙間ができ、「寂しさ」や「孤独感」を感じるようになります。
パートナーと一緒にいても常に孤独感を感じている。
一緒にても気を使い過ぎて疲れる。
いつまでたっても親密な関係になれない。
これも心に隙間があるからなのです。
・パートナーに愛情を求めたくても求められない
・自分の弱さを受け入れて欲しいけど、強がってしまう
・甘えたくても素直に甘えられない
本当の自分を出した時に受け入れられれないのではないかという不安、嫌われてしまうのではないかと言う怖れ…
こういった自分の本心とは違うことをしてしまう葛藤を抱えたままになるので、自分の気持ちを素直にパートナーに言えず、それを浮気や不倫相手に求めてしまうのです。
パートナー以外の誰かとなら「ダメな自分」「悪い自分」という正体がバレても簡単に切ることも出来るので、浮気や不倫に走ってしまうのです。
また新しい誰かとの関係を作ることは、心の距離が遠い状態(本当の自分を知らない)から始められるということです。
その関係性のほうが心理的負担も少なく楽なので、親しくなるまでの短い期間だけを求めて、浮気や不倫、恋愛依存症やセックス依存症を繰り返してしまうのです。
これが「親密性の怖れ」と言う心理で、罪悪感を基にした心の距離を縮められないところからきています。
浮気や不倫の原因と親との関係
浮気や不倫、恋愛依存症やセックスに依存してしまう人は、子供の頃の家庭環境や親との関係に原因があります。
☑ 親から否定的な言葉や傷つくようなことをよく言われた(言葉の暴力)
☑子供の頃、 親のケンカやDV、モラハラなどの暴力があった
☑ 親のしつけが厳しく、いい子(良い子)でなければならなかった
☑ 怒りのコントロールの出来ない親だった
☑完璧主義な親で何をやっても褒めてもらえなかった
☑ 親からの無視や拒絶、育児放棄など親からの愛情を受けた記憶がない
☑ 親がうつや情緒不安定、依存症で世話をする大人がいなかった
☑ 親の過保護や過干渉、期待やコントロールが強かった
☑神経質でヒステリック、または理性的で正論を押しつける親だった
☑世間体を気にする親で、表の顔と裏の顔に大きなギャップがあった
☑親や周囲の人から殴る、蹴る、叩かれるなどの身体的な暴力を受けていた
☑ 家庭内で暴言や罵倒、怒声やいじめなど心理的な虐待があった
☑ 家庭内に秘密があった(親の離婚、浮気、性的虐待、精神病、自殺、犯罪など)
☑ いじめや貧困、社会からの差別、大人からの悪いレッテルを貼られていた
このような環境は子供の心を深く傷つけます。
そして子供は無意識の内にネガティブで否定的な感情を抑え込むようになり、マイナスで歪んだ思考を身につけ、自分を守るための鎧をまとうようになるのです。
しかしその鎧は無力な子供時代は自分を守るために必要だったのですが、経済的にも精神的にも身体的にも大人になった今では、その鎧を着続ける必要はないのです。
でも子供時代に自分を守ってくれた鎧を脱ぎ捨てることは簡単には出来ません。
そしてその鎧を着た状態が、大人になったときに様々な問題のある行動や症状を引き起こしているのです。
浮気と不倫を止める方法とは
上記のような家族の機能が崩壊していた家庭を機能不全家族と言い、機能不全家族で育ち大人になっても生きづらさを抱えた人のことをアダルトチルドレンと言います。
ボク自身アダルトチルドレンの生きづらさを克服する前は、このような症状に苦しみました。
表面的には明るく振舞っていても、根底には自信のなさや、自己否定感、人間不信や劣等感があったので、いつも自分を隠し、表面的で浅い付き合いをしていました。
恋愛関係だけでなく、仕事や友人に対しても仮面(鎧)を被っていたので、付き合いの浅い内は自分のことを隠せるのでいいのですが、一緒にいる期間が長くなればなるほど、本当の自分が知られるのではないかという不安が強くなり、人間関係を切って切って切りまくっていました。
結果的には孤独感や自己否定、罪悪感が強くなり、そんなダメな自分を責めて(攻めて)しまい、淋しさから逃れるために、また浮気や恋愛を繰り返してしまう・・・という負の循環から抜け出せずにいました。
暴力や虐待、暴言やイジメ、過保護や過干渉などの機能不全家庭で育ったアダルトチルドチルドレンは、常に親の目や周囲の目を気にして生きてきたため、本当の自分を出すことが出来ません。
また、隠し事や人には知られたくないものを抱えていることが非常に多いのです。
・人とは違う自分
・変わっている自分
・弱い自分
こういったマイナスの思いから抜け出すには、そんな自分でも受け入れてくれる人がいることを体験することです。
浮気や不倫は世間から見たら許されません。
しかしカウンセリングという守られた特別な空間では違います。
マイナスと思われるものにも必ず原因があり、何らかの意味があります。
マイナスの行動の裏側には、自分を守ろうとするための、生きようとする力、前に進もうとするエネルギーが隠されています。
悪いことだからと言って、その根本的な原因を探らずに表面的な対処をしても、結果的にさらに自尊心を傷つけたり、他者を苦しめたり、症状を悪化させてしまいます。
どうして浮気や不倫を繰り返してしまうのか。
そこには必ず原因があり、克服(回復)への正しい道筋があります。
カウンセリングでは世間体や常識、世の中の価値観からは一歩離れて、一見マイナスと思われるものの中からプラスの面や、意味などを探していきます。
問題のある行動や症状の背景には幼少の頃の家族関係や親との関係のなかで傷つけられた被害体験、心の傷やトラウマが隠されています。
そう言った出来事を一つ一つ思い出し、自分が傷ついていたことに気づき、その傷を話し、受け入れられることが大切です。
人は人から受け入れられることで、自分自身を受け入れられるようになります。
自分を受け入れられるようになると自己肯定感が高まります。
自己肯定感が高まると、他者に対しても肯定できるようになります。
本当の意味で自分を大切にできるようになると、他者に対しても大切にできるようになり、親密な関係を築けるようになって行くことで、浮気や不倫などの問題行動からは克服されて行きます。