アダルトチルドレンを克服するための、7Step❽

❽『アダルトチルドレンを克服する7つのステップ』

 

 

 

アダルトチルドレンの専門家の宮本です。

今日は「アダルトチルドレンを克服する7つのステップ」についてお話しします。

 

これまで「アダルトチルドレンを克服するための8つな大切なこと」のうち7つをお伝えしてきました。

そして今回がそのまとめになります。

 

 

これまでのステップを簡単に振り換えると、第一話では、

「アダルトチルドレンを克服するために絶対に必要な〇〇」ということで、

 

適切な「方法」と「順番」

そして「正確な情報」

 

知ることが大切、ということを話しました。

 

これを間違った方法でやったり、克服には関係ない情報を鵜呑みにしてしまうと、かえって症状が悪化したり、問題を複雑にしてしまうので注意が必要、という内容でした。

 

第二話では、

 

「アダルトチルドレンの根本原因と8つの特徴」ということで、アダルトチルドレンの原因は、子供の頃の親との関係や家庭の中で、

 

依存症の親
身体的暴力
精神的暴力
言葉の暴力
育児放棄
大切な人との別れ

 

などがあり、その時受けた「心の傷」「抑え込まれたネガティブな感情」が生き辛さの原因ということを話しました。

 

アダルトチルドレンというと、一般的には

 

・親が依存症だった

・殴る蹴るなどの身体的な暴力があった

 

など、明らかに問題のある家庭で育った人と、思われがちですが、それは全体の3割ほどで、

 

それ以外は、側から見たら、

 

・普通の家庭
・立派な家庭
・仲の良い家庭

 

で人から、うらやましがられるような家庭であるため、周りからも気づかれにくく、理解もされにくいために、本人も自分は

 

・普通の家庭、
・幸せな家庭
・愛されて育った

 

と思い込んでいるため、自分が「傷つけられていたこと」を認めることが難しい、というお話をしました。

 

 

第3話では、

「アダルトチルドレンが引き起こす問題」ということで、子供の頃に無意識に身につけた、

 

①苦しい対人関係のパターン
②歪んだ思考や価値観、厳しいマイルール
③抑え込まれたネガティブ感情

 

をそのままにしておくと、必ずそれは、

 

・自分を傷つける行為
・他人を傷つける
・依存を引き起こす

 

ということについて、話しました。

 

第4話では

 

「苦しい対人関係のパターンをとってしまう理由」ということで、アダルトチルドレンは無意識のうちに、

 

・自分が下で、相手が上  または
・自分が上で、相手が下  と言った、

 

力関係や主従関係を作ってしまい、それが

 

・支配や束縛
・過保護や過干渉
・暴言や暴力
・DVやモラハラ
・パワハラ

 

などの被害、または加害を生み出してしまうという内容でした。

 

第5話では、

 

「克服する時にやってしまいがちな4つの失敗」ということで、

 

①自分でやると知識は増えるが、知識で感情に蓋をしてしまう

②人に相談すると、アドバイスや一般論、正論やダメ出しをされ、やっぱ

 

「自分はダメな人間」
「弱い人間」
「甘えている」

 

という風になりやすく、

 

・もっと頑張らなきゃ
・変わらなきゃ

 

という思いが、強化され、さらに苦しくなる。

 

③自己啓発、プラス思考、NLP、スキルやテクニック、コーチングと言われるものは、

 

心の傷やネガティブな感情が癒され、マイナスの状態から、0の状態に戻った人が、未来の目標や願望を実現し、なりたい自分に近づく時には効果的だが、

 

マイナスの状態にいる人が、無理にプラスのことをやろうとすると、心身共に強いストレスがかかり
かえって苦しくなってしまい、

 

「やっぱり自分はダメな人間」

 

という思いを強化していってしまう。

 

④精神科や心療内科で薬をもらって治療するのは、一時的な不安や苦しみを和らげるには効果的ですが、根本的な解決にはならず、問題を先送りにしてしまうということをお伝えしました。

 

第6話の

 

「知識や情報が増えるほど克服できなくなる理由」は知識や情報が増えるほど、

 

・〇〇しなければならない
・〇〇してはいけない

 

というルールが増えていき、思考でネガティブな感情に蓋をしてしまう、という内容でした。

 

第7話の

 

「アダルトチルドレンは自分のために〇〇をするのが苦手」ではアダルトチルドレンは自分のために、

 

「時間」と「お金」を使うことが苦手

 

という内容でした。

 

その理由は、アダルトチルドレンは自己肯定感が低く、自分の軸がないために、いつも他人の軸に振り回され、自分の欲求を満たすことより、相手の顔色を伺って、相手の欲求を満たすことに心血を注ぎいで人から、

 

・嫌われない
・怒られない
・見捨てられない

 

ように、他人のために無駄な「時間」と「お金」を浪費している、という内容でした。

 

そしてこれまでの内容をまとめたものが、

 

「アダルトチルドレンを克服する7つのステップ」

 

になります。

 

アダルトチルドレンの生き辛さの原因は、これまで何度も話してきましたが、

 

①苦しい対人関係のパターン
②歪んだ思考や価値観、厳しいマイルール
③抑え込まれたネガティブな感情

 

ということですが、アダルトチルドレンの共通点は

 

「自己肯定感が低い」

 

ということです。

 

そして、自己肯定感が低いとは、言い換えると、「自分の軸がない」ということになります。

 

自分の軸がないために、常に他人の軸に振り回されてるのですが、他人は自分の思うように、動いてくれないし、コントロールもできません。

 

そのコントロール不能なものに、振り回されているのが、生き辛さの原因なので、アダルトチルドレンの克服には、

「自己肯定感を高めて、自分の軸を作る」

 

ということが大切です。

 

そして、自己肯定感を高めるには、7つのステップがあります。

 

 

STEP1
苦しみの根本原因に気づき、自分の心が傷ついていることを受け入れる

 

STEP2
「心の傷」となった出来事を思い出す

 

STEP3
抑え込まれたネガティブ感情を解放したり、言葉や文字を使って表現して、受け止める

 

STEP4
苦しい対人関係のパターンに気づき、心地良い対人関係にかえる

 

STEP5
歪んだ思考や価値観、厳しいマイルールに気づき、肯定的なものに修正する

 

STEP6
プラスの経験や感情、成功体験や自分の長所や強みに気づく

 

STEP7
目標やなりたい自分を明確にし、自分の強みや個性を活かす

 

というステップになります。

 

自己肯定感を高めるには、「気づく」ということが非常に大切になってきます。

 

どんなことに気づいていくかと言いますと、5つの大切な気づきがあります。

 

一つ目は

・子供の頃、親や家族から傷つけられていたことに気づく

二つ目は

・無意識に抑え込んできた、ネガティブな感情に気づく

 

三つ目は

・苦しい対人関係のパターンをとっていることに気づく

 

四つ目は

・歪んだ考え方や思い込み、価値観や厳しいマイルールを持っていることに気づく

 

五つ目は

・自分の強みや長所、個性や得意なものなど、プラスの面に気づく

 

ということがとても大切です。

 

そこに気づいてあげれれば、

 

・傷ついた心やネガティブな感情は「癒やす」ことができますし、

・歪んだ思考や価値観、厳しいマイルールは「修正」できますし

・自分の強みや個性、長所などは「活かす」ことができます。

 

自分に気づくということは、

 

・自分を受けいれ、
・自分の欲求を満たしてあげ、
・自分を大切にしていることにつながるので、

 

自己肯定感が高まっていきます。

 

自己肯定感が高まっていくことで、
自分の軸を持てるようになり、

 

自分の気持ちや感覚を大切にし
自分の欲求ややりたいこと

 

をやれるようになるので、

 

自分らしい、生き生きとした、充実した
魅力ある人生を送れるようなります。

 

結果的に、アダルトチルドレンの生き辛さからは、解放されていきます。

 

ここはとても重要なことで、こちらが一方的に伝えるのではなく、詳しくは、体験セッション(お試しカウンセリング)でお話ししたいと思います。

 

体験セッションを希望される方は、体験セッションの案内のページをご覧ください。

 

 

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これまで最後までご覧くださり、ありがとうございました。

 

この「アダルトチルドレンを克服する8つの大切なことは」、

 

ボク自身がアダルトチルドレンの生き辛さに15年以上も悩み、

 

色々な挫折や失敗を繰り返し、試行錯誤の上で、

 

ようやく克服することができ、

この経験を今度はかつての自分と

同じように苦しんでいる方のために、活かしたい

 

そういった思いを持つようになり、そこから本格的に

 

カウンセリングやコーチング、

心理セラピーやNLPなどを学び、

 

これまでの経験と専門的な知識を

 

アダルトチルドレンの克服のために

 

体系的にまとめた、実践的な内容になっています。

 

あなたはこれまで、アダルトチルドレンの生き辛さに、本当に苦しんできたと思います。

 

自分でやってもうまくいかない
やればやるほど、苦しくなる

 

人からは理解されず、
ダメ出しをされる

 

病院に行っても、薬を渡されただけで、
ほどんど、話を聞いてもらえない

 

色々な、挫折や失敗、裏切りや失望などを経験してきたと思います。

 

でも、これらの経験は決して無駄ではありません

 

自分に起こることにはすべて、「意味」があります。

 

この意味に気づけるようになった時に、これまでの経験がすべて、自分に必要だったものに変わっていきますので、決して諦めずに、アダルトチルドレンの生き辛さを克服していっていただければと思います。

それでは、最後まで本当にありがとうございました。